恋愛経験ゼロでも結婚できる!30代女性が同い年の彼とわずか3ヶ月で成婚するまで

3人姉妹の末っ子として生まれ、その真ん中の姉と仲良くピアノや吹奏楽を楽しみながら明るく育ったYさんですが、学生時代も社会人になってからも恋愛経験はなかったとのこと。

そんなYさんが30歳を過ぎて、一度は本気で結婚を考えてみようとチャレンジした婚活で、わずか3ヶ月のスピード婚。ご本人は人に話しかけるのが苦手でアニメや漫画好きということに少し引け目を感じていたようですが、婚活は自分に合う相性の良い異性と出会えれば上手くいくものです。

そこで今回、Yさんの恋愛経験ゼロからの婚活について、成婚までの道のりをインタビューさせていただきました。インタビューはYさんの成婚をサポートしたクラブ・マリッジのプロデューサーである笹岡さんと朝倉さんも交えてお届けします。

婚活中の方や婚活を始めようとお考えの女性の皆さんはぜひ参考にしてみてくださいね。それでは、Yさんの婚活の一部始終をどうぞご覧ください。

※インタビューはZoomを活用したオンライン対応で行いました。

目次

入会編:「一度は真剣に結婚を考えてもいいな」と思いました

マリブロ編集部
Yさん、このたびはご成婚おめでとうございます。 まずはYさんのお人柄や学生時代のこと、社会人になってからの生活など、Yさんがどんな方なのかを知りたいと思います。 現在はどのようなお仕事をされているのですか?
Yさん
実は結婚を機に相手の住む地域に引っ越すことになったので、もうすぐ辞めるのですが、今は茨城県つくば市で実験系の仕事をしています。
マリブロ編集部
現在のお仕事は長く続けられているのですか?また、これまで職場での出会いはなかったのですか?
Yさん
大学院を卒業後、ちょうど3・11(東日本大震災)の年に派遣社員として就職したのですが、派遣先にそのまま籍を置くことになり、ずっと続けてきました。 社会人になったばかりの頃は仕事を覚えるので精一杯でしたし、自分に自信がないと誰かを好きになることはないと思っていたから、職場での出会いはなかったですね。 ただ今の職場は女性が多いので「今通った人カッコ良かったね」みたく、高校生がするような会話で盛り上がることはあります。
マリブロ編集部
子どもの頃や学生時代も異性を意識するような経験はなかったのですか?
Yさん
小学生のとき、「〇〇君がカッコいい」とかはありましたよ。でも友だちとは日常の笑い話や漫画・アニメの話の方が盛り上がってました。中学のとき、男子にからかわれたことがありましたけど、漫画の恋愛のような、そういう対象に考えることがなかったですね。 私は3人姉妹なのですが、子どもの頃からすごくお姉ちゃん子で、特に真ん中の姉と仲良くしていたんですね。それもあってか、男子とは話したことがほとんどなく興味もなかったです。恋愛というカテゴリーが頭の中に存在してなかったです(笑)。 高校のときは勉強と友だちと趣味ばかりでしたし、大人になってからは人見知りというか自分からあまり人に話しかけないので、親も心配していました。 例え友だちの同性相手でも、自分から誘う事はなく、誘われるがまま(笑)。 相手を意識するというのは、自分を好きになってもらえるという自信がないといけないと自分では思っていて、その自信がなかったというのもあります。
マリブロ編集部
漫画やアニメが好きとのことですが、今でもよく読まれるのですか?
Yさん
そうですね。大学時代は月に2〜3冊読まないと落ち着かないくらいでしたが、今はオタク度が減り、新刊発売日もチェックしなくなりました(笑)。 基本的にインドア派というかひきこもりですが、手芸とかも趣味になったので。
マリブロ編集部
そんなYさんが結婚を意識されたのはいつ頃からなのか?また、婚活を始めようと思ったキッカケをお聞かせください。
Yさん
正直2020年の1月くらいまで、私は一生結婚しないと思っていましたし、それを職場でも公言していました。 (※2020年9月~11月クラブ・マリッジにて活動) 先ほどお姉ちゃん子だったと言いましたけど、私の愛は全て子どもの頃にお姉ちゃんに捧げたと周りに言っていたくらい、結婚しないと思っていましたから(笑)。 ただ、その頃から職場で指示をくれる上司と噛み合わなくなってきたんですね。それで転職を考えて仕事を探してみようと思ったんです。 そしたら正社員のキャリアって35歳くらいまでの制限があることを知って、新しい仕事を見つけたら、結婚はより遠いものになると思いました。 でも逆に35歳まで転職できるなら、それまでに一度真剣に結婚を考えてもいいなと思ったんです。でも身近で積極的にいい人を探すとか、自分には無理だと思ったのが婚活を始めるキッカケですね。
マリブロ編集部
なるほど。それで結婚相談所の門を叩いたわけですね。
Yさん
いや、最初は婚活ってどんなことをするのか2月くらいからインターネットで検索していました。でも調べてみて、婚活って一人でやるんだと思い、6月くらいまでは無理かなと思っていました。 でも、その後もいろいろ調べてクラブ・マリッジ にたどり着いたとき、「いろいろ教えてくれるんだ…もう結婚相談所しかない!」と思いました。
マリブロ編集部
そうだったのですね。詳しい経緯をありがとうございます。 ここで朝倉さんにお伺いしたいのですが、結婚相談所は恋愛経験のない方はよくいらっしゃるのですか?
カウンセラー朝倉
結婚相談所は恋愛経験のある方もたくさん入会されていますが、恋愛経験のない方も多いです。 インターネットで調べて興味を持ってくださり、お電話で問い合わせする方が多いですね。
マリブロ編集部
ところで、Yさんはなぜクラブ・マリッジを選んだのですか?結婚相談所は他にもたくさんあります。他社への問い合わせや無料相談はされなかったのですか?
Yさん
いえ、クラブ・マリッジの他にもう一社検討しました。近所で検索したら、クラブ・マリッジよりもその相談所が先に出てきたので。 後からわかったことですが、相方が登録していた相談所だったんです(笑)。
マリブロ編集部
その相談所は、つくばでは有名と聞いていますが、まさに運命的な出会いだったのですね。 検討段階でクラブ・マリッジの印象はいかがでしたか?またもう一つの相談所と比べて迷いはなかったですか?
Yさん
最初は朝倉さんではなく笹岡さんが対応してくださいました。男性でしたが気になるところはなく、聞き出し上手だなと思いましたね。高額ではありますが、乗せられて入会したわけじゃないです。 もう一つの相談所は、写真を自分で撮ってくるなど、一人でやることが結構ありました。でもクラブ・マリッジは写真も服も一緒に選んでくれるなど、一人で決められない自分にはぴったりだと思いましたね。
笹岡
結婚相談所では、僕らが上手く紹介できていない部分もありますが、何年も活動して成婚できない方もいらっしゃいます。 そんな中、Yさんから恋愛経験がないと聞いていましたが、素直で決断力もあるので僕は大丈夫だと思っていました。 実際に、インターネットとかご自身でいろいろ調べて相談に来てくださいましたし、写真も服もアドバイス通りに実行してくださいましたからね。本当、成婚できて良かったです。

活動編:「カンペさせてください」も話が途切れるより素直でいい

マリブロ編集部
ここからは実際の活動についてお伺いしていきたいと思います。 クラブ・マリッジ では入会後、プロフィールを作成しますが、写真撮影はいかがでしたか?
Yさん
すごく良い写真を撮ってもらえたと思っています。 写真は都内で撮影して笹岡さんが同行してくださいました。服装も春のアナウンサー風というテーマでしたので色々お店を回りました。 今まで写真館で写真を撮ることもなかったですし、(プロフィール写真を)親に見せたら「この写真に騙された人いるんじゃないの」と言われて(笑)、それくらい素敵に撮ってくださいました。
笹岡
茨城にも写真館はあるのですが、東京の方がクオリティが高いんですね。なので、写真撮影は都内までお越しいただきました。
Yさん
最初は撮影同行と聞いて、成人式の写真撮るような写真屋のイメージしかなかったです。でも、実は写真があまり好きじゃないので、人の目があるのはむしろ安心しました。 どの写真を選べば(プロフィールに載せれば)良いかもわからないので、いろいろと教えてくれて助かりました。
マリブロ編集部
結婚相談所はプロフィールに載せる写真を選ぶポイントをどう考えていますか
笹岡
IBJのシステムに公開するプロフィールには写真を2枚掲載できます。その掲載する写真を選ぶとき、目の前に10枚・20枚・・・と写真を並べてとっておきの1枚を見つけるのですが、、、選定ポイントは一つではありません。 たとえば、バストアップとか全身を見せるとか、ポージングも右向きと左向きで印象が変わるので大事です。特に男性は視覚的に異性を意識するので、シルエットを大切にするなど、いろいろ考えますね。 このように、男性と女性では写真の見方が違うので、撮影に同行して掲載する写真も一緒に選ぶようにしています。
マリブロ編集部
ありがとうございます。写真選び一つとっても奥深いですし、しっかりサポートが行き届いている様子が伺えますね。 話を戻しますが、PR文章はどうでしたか?
Yさん
PR文章は笹岡さんに提案していただき、一部直す程度で、そのまま使わせていただきました。 ただ履歴書とかも同じですけど、自己PRって難しいですよね。 でも提案いただいた文章を読んで、ありのままの自分でいいんだと思いました。特に漫画やアニメは自信を持って書くようなことじゃないと思っていたので、私が書いていないけど私を表現する文章でとても良かったです。
マリブロ編集部
プロフィールが公開されるとお見合い候補選びが始まります。システムは使いやすかったですか?
Yさん
システムは条件を入れて出てきた男性の方を見て考えるのですが、同じ条件でも日々男性の数が増えたり、条件を一つ外すだけですごい数が減ったりして、、、 ただそれでも数が多すぎて選びづらかったですね。最初の条件があまり決まっていなかったのも選びづらいと感じた原因かもしれません。 ですが、いつでも気軽に見れるのは便利だと思いました。
笹岡
クラブ・マリッジではお見合いの前段階として、「こういう風に進めましょう」と面談で話し合って活動方針を決め、システムの使い方もサポートさせていただいております。 そんな中、Yさんは自分からお見合いを申し込んでいないのに(申し込み0件)お見合いが成立して、たった3ヶ月で成婚できたのはすごいです。 Yさんの成婚は、恋愛経験のない方が知らない世界に飛び込んでも、しっかり準備をして活動すれば成就することを証明してくれました。
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マリブロ編集部
自分からのお見合い申し込みゼロでの成婚は本当にすごいですね。 さて、いよいよお見合いが始まりますが、Yさんのお見合いは全部で16名の男性から申し込みがあり、そのうち5名とお会いされたそうですね。はじめてのお見合いは緊張されましたか?
Yさん
そうですね。私は話をつなげるのが苦手なので、たとえば「私は〇〇が好きなんです。あなたはどうですか?」の部分を盛り上げようと頑張ったけど、大変でした。 全部で5名の男性とお会いしましたが、皆さん違いがあるなと思いました。 実は、成婚相手の方は一番最初にお見合いしたのですが、彼も緊張していて「プロフィールは事前に確認しようと言われていたけど、忘れたのでカンペさせてください」と言われたのはビックリしましたね。 でも、その後に会った方の中には会話が続かない方がいて、話が途切れるよりは潔くていいなと思いました。
マリブロ編集部
「カンペさせてください」は初めて聞きましたが、お見合いならではの出来事ですね。 会話が続かない方がいたとのことですが、具体的にどんな会話だったか覚えていますか?
Yさん
私が一生懸命に相手のプロフィール覚えて質問して、相手が答えてくれた内容がわからないときに「わからないですよね」と言って話を続けようとしてくれなかったり、話が途切れてもお茶飲むだけだったりと、ちょっと印象が悪かったですね。
マリブロ編集部
初対面とはいえ、会話が弾まないと「また会いたい」とは思えないですよね。 ここで、朝倉さんにお伺いしますが、お見合いがどんなものなのか?当日の流れや気をつけたいことなど、婚活初心者向けに解説をお願いします。
カウンセラー朝倉
まず、お見合い当日は待ち合わせ場所に10分前に着くようにして、予約席がある場合は席に着いて相手を待ちます。予約席がない場合は、お店の前で待つか、店内に入って席を確保するかのいずれかです。 お相手と顔合わせしたら、自己紹介から始めて、プロフィールを中心にお互いのことを話します。お見合い時間はだいたい1時間くらいが平均です。 お見合い場所はホテルのラウンジが一般的で、都内だと京王プラザホテル・東京ステーションホテル・パレスホテルなどが多いですね。 Yさんは恋愛経験がなかったとのことですが、恋愛経験がないとお見合いでしどろもどろしてしまうこともあるかもしれませんが、お見合いではやはり笑顔が一番大切です。 緊張から不機嫌な顔をしていると、怒っているのかと思われがちですが、笑顔でいれば頑張りが伝わるもの。 ただ「Yさんの彼のカンペ」は正直レアケースです。素直でいいとは思いますけど、相手のプロフィール(趣味嗜好)はお見合い前に覚えておくことをおすすめします
マリブロ編集部
詳しい解説ありがとうございます。 さて、Yさんは結果的に一番最初にお見合いした方が結婚相手となりましたが、お見合い申し込みの受け入れは勇気の入ることでしたか?
Yさん
はい。気になるけど「返信していいのかな」と気を遣ってしまうので、私的にはかなり頑張りました。 また笹岡さんから、活動期間が長くなると自分からもお見合いの申し込みが必要だから、最低でも一人は「この人」という候補を決めておきましょうと言われていました。 この人にお申込みしよう。と思っていた男性から先にお申込みがあって、気になる男性からのお申込みは早めにお受けした方がいいと言われていたので、義務感から勇気を出してOKを押すことができました。 でも、最初からたくさん申し込みが来たから「えええ!」って感じで正直どうしよう…と(笑)。ビックリしました。
マリブロ編集部
そうだったのですね。お見合い申し込みについて、Yさんと同じような方にアドバイスするとしたら、どんな言葉をかけますか?
Yさん
そうですね。人の印象って頭の中で作られるけど、写真とプロフィールだけだと実際とは違うことがあります。なので、この人ってどんな人なんだろうと、確認のつもりくらいで会えばいいかと思います。 いろんな条件の方から申し込みが来ますが、気になるなら「この人ともしかしたら結婚するかも」とかは考えずに、一度会ってみるのがいいんじゃないですかね。
マリブロ編集部
ありがとうございます。 再び朝倉さんに質問ですが、Yさんのようなケースは多いのですか?実際にお見合いの申し込みを迷う人はお見合いを申し込まれたとき、どんな基準で受ければいいですか? また条件でスパッとNGにしてしまう方もいると思いますが、それについて相談所としてはどんなお考えですか?
カウンセラー朝倉
まずは相手がどういう人か確かめてみるというか、人間として興味を持つことが大切ですね。Yさんがおっしゃるように、最初はもちろん勇気がいると思います。 ただ、婚活を始めたときは義務感で今月何人会うみたく行動しても良いと思います。どの会員様もプロフィールだけで判断して欲しくないと思っているはずだし、実際に年収や仕事も状況によって変わるじゃないですか。 だから条件で切ってしまうのはもったいないですし、そういう人は先に進めないことが多いですね。ほんの1,2歳、身長2,3㎝の違いで会える方の幅は広がります。 誰でもこだわりはあると思いますが、一度会ってから判断することをおすすめします。

成婚退会編:真剣交際の決め手は「断る理由がないから」

マリブロ編集部
それではいよいよ彼との馴れ初めを伺っていきたいと思います。 お見合いから交際につながったのは1名と、結果的には結婚相手の方だけだったわけですが、決め手はなんだったのですか?
Yさん
話しやすかったことですかね。先ほどお見合い時のカンペの話をしましたけど、お互い緊張し合っていた頃からそう感じていました。 趣味も近いと思いましたね。漫画やアニメ好きなところやスキーに行くなど。 あと彼は合唱をやって今もたまに歌うそうで、私は合唱はしないですが、良く鼻歌を歌うのでそういうところも合うと思いました。
マリブロ編集部
相性が良かったのですね。 結婚相談所の交際は一般的な自由恋愛と異なる部分があると思います。結婚相談所は会員様にその違いをどのように伝えているのですか?
カウンセラー朝倉
前提として、一緒に生活ができるか?という結婚を意識しての交際が、結婚相談所の交際の定義です。 普通の恋愛は「この人と今度飲みに行きたい」みたいな感情がデートに発展して、相手のことをもっと知りたいと思う、好きという感情からお付き合いにつながると思います。その後は、たとえば1年くらい付き合って、一緒に住み始めて、タイミングを見ながら入籍!みたいな流れで、当然期間が決まっていないですよね。 なので、婚活で成婚すると、周りからは「早くない?」と思われることもあるでしょう。実際、結婚相談所での交際は3ヶ月(最長6ヶ月)で、いろいろと書類を提出してもらうこともありますし、自由恋愛とはやはり違う部分が多々あります。
マリブロ編集部
なるほど。そうした交際において、デートの思い出をお聞かせいただけたらと思います。また初デートの印象はいかがでしたか?
Yさん
初デートのときに思ったのは、お見合い時とのギャップがなかったことですね。むしろ、彼のプロフィールとお見合いで会ったときの印象の方が、良い意味でギャップを感じました。 デートは彼が行き先を考えてくれて、行ったことないところばかりだったので素直に連れて行ってもらいました。ただ最初から何でも話しすぎたかなと思うところはあります。将来どうしたい・家を建てたい・子どもは何人欲しい・・・とか、夢みたい話し方で私も彼も始めからお互いに深く聞いたんです。
マリブロ編集部
それできっとお互いの理解が進んだのでしょうね。その後の真剣交際は、何回目のデートで決められたのですか?また真剣交際の申し込みはどちらから彼からでしたか?
Yさん
はい。彼からしてくれました。 4回目のデートで真剣交際に進んだのですが、2回目のデートで真剣交際になるかもって思っていました。 本当にこのまま進んでいいのかな?と不思議な気持ちはありましたが、私は人から誘われて面倒に感じるときがあるのに彼にはそれがあまりなかったし、会うことが苦痛じゃなかったのでこのまま進んで大丈夫だろうと感じていました。
マリブロ編集部
真剣交際への迷いはなかったですか?
Yさん
期間の短さという意味では戸惑いました。 でも、この人を断ることがあるとしたらどんな理由だろう?と考えたとき、思い浮かばなかったんですね。断る理由がないなら、このまま真剣交際に進んでみようと思いました。
マリブロ編集部
朝倉さんにもお伺いしたいと思いますが、真剣交際に進むときの事例として、「いい人だけどもう少し時間が欲しい」と考える会員様は多いですか?
カウンセラー朝倉
そうですね。様子を見たいという方は多いです。 だから、Yさんが勇気を持って進んでくださったのは正直カウンセラーとしては嬉しかったですね。結婚相談所としては正規のルート(ルールに従った基本的な流れ)ですが、男女の関係なので、ここまでストレートに進むのは珍しいと思います。
マリブロ編集部
クラブ・マリッジでは定期的に面談がありますが、いかがでしたか?
Yさん
毎月話を聞いてもらえる安心感がありました。私の性格的に自分から相談しづらいので、相談の場が定期的にあるのは良いですね。不安なことも解消してくれましたし。
マリブロ編集部
真剣交際に進んだ後も順調でしたか?
Yさん
はい。その後はお互いの自宅で料理を作りあって過ごしたり、鹿島神宮へ行ったりしました。また価値観やライフスタイル・お金の情報も共有しました。結婚式についてはいろいろと悩やましい部分があるという話しをして、朝倉さんにもそれは相談しました。
カウンセラー朝倉
結婚式はそのスタイルはさまざまですし、Yさんの気持ちもありますから、Yさんの許容できる範囲でできることをお互いに話し合うようにアドバイスしました。
マリブロ編集部
プロポーズの前に親御様と挨拶されたそうですね。
Yさん
彼の希望でまず私の両親に挨拶という予定だったのですが、コロナ禍でなかなか行くことができず、オンラインという方法はあったけど準備もありましたので、先に彼の両親に挨拶しました。 特に緊張はしなかったですね。普通に遊びに来てお互いのことを話す感じでした。
マリブロ編集部
親御様への挨拶はプロポーズの前でもOKなのですか?
カウンセラー朝倉
はい。ただ、プロポーズの前に挨拶する場合は、結婚の挨拶ではなく「私たちお付き合いしてます」という交際段階であることを伝えてあればOKです。
マリブロ編集部
なるほど!ありがとうございます。 さて、実際のプロポーズはいかがでしたか?
Yさん
プロポーズは筑波山にドライブに行って、夕陽を見てからプロポーズしてもらえたのですが、、、 正直、そこじゃなくても良かったというのが本音です(笑)。 一般的には良いシチュエーションなはずだと思いますが、私は車酔いが酷くて、気圧の変化も苦手なんです。だから、筑波山に行く前に散歩していたときで良かったかなと(笑)。 でもいっぱい話してくれたし、「これからも一緒にいたい」と言われました。真面目になれず「うん、いいよー」って軽い返事をしちゃいましたけど(笑)。ごめんなさい(笑) でも、印象に残ったという意味ではOKですかね。
マリブロ編集部
それでも記憶に残るプロポーズですね。 指輪のエピソードも素敵と伺っています。ぜひお聞かせください。
Yさん
真剣交際に入ってから経済的な話をしていたことや私がアクセサリーに興味がないこともあって、彼が折り紙で指輪を作ってくれたんです。 結婚指輪については、後に朝倉さんに紹介いただいたお店で木目調の素敵な指輪を買ってもらいました。
カウンセラー朝倉
愛がこもってていいですね。 私が一番驚いたのは、二人が結婚について予想以上にしっかり話し合っていたことです。 結婚相談所の場合は真剣交際に入ると、将来のことやお金のことなど、こちらから状況を聞いたり話し合うべき内容などアドバイスをしたりするのですが、お二人はその必要もなくどんどん話し合っていてくれて、とても安心しました。
マリブロ編集部
現在の状況や今後の予定もお聞かせいただけますか?
Yさん
プロポーズの後、彼が私の住んでいるエリアへの転勤を申し出てくれたのですが、まだ現在の職場にとどまることになって、、、 1年くらい一緒に住めないかもという状況になりました。 でも、相手の結婚相談所にも成婚退会の挨拶に行ったとき、「(同居までに)1年も時間が開いたら結婚もまだ先になるのかな・・・」という雰囲気で、「私は彼のところに行くつもりはあるけど」と伝えたんです。 そしたら「それなら来て欲しい」と彼から言われ、3月くらいに仕事を辞めて彼の住まいに引っ越すことにしたんです。 なので、1〜2週間で状況がガラッと変わりました。 結婚が1年先になったら、もしかしたら結婚しなかったかもしれないので、本当に良かったです。
カウンセラー朝倉
一緒に住むのが先になるかもと聞いていたので、大丈夫だろうと思いつつ心配もしていました。なので、その話を聞いてホッとしました。 それにしても、Yさんの会社の人たちが一番ビックリしたのではないですか?(笑)
Yさん
そうですね。2020年の1月には「結婚しない」と言っていた私が12月に「実は来年3月で辞めたいです」と伝えましたから、上司は「えっ!」って顔して、手に持っていたペンを落としていました(笑)。
マリブロ編集部
人生は本当にわからないものですね。過去の自分に何か言ってあげるとしたら、どんな言葉を掛けますか?
Yさん
「人生は自分が思っている方向には進まないよ」ですかね。 私自身、結婚相談所に入っても結婚できると思ってなかったんです。1年だけと決めていたし、きっと相手が見つからないまま「退会します」と言うと思っていました。 でも良い意味で思っていた未来とは違う未来になりましたし、本当一人じゃ迷ってしまう事も多いので(笹岡さんと朝倉さんのように)頼れる存在がいるのは心強いです。
マリブロ編集部
クラブ・マリッジの良かった点をおしえてください。
Yさん
はじめ、にいっぱいやることがある中でサポートが充実していることや、不安になったときも「大丈夫」と思えるアドバイスを言ってもらえて、ここでよかった以外の言葉がないです。アドバイスも素敵なものばかりでした。
マリブロ編集部
それでは婚活中の方へ(とりわけ男性経験のない女性に向けて)アドバイスをお願いします。
Yさん
私も第一印象が大事だと心がけていたけど、いくら緊張してても笑顔とか頑張れば出会いはあります。なので、楽しいことをしていると思って笑顔で頑張ってください。
マリブロ編集部
コロナ禍の婚活でしたが、そのあたりはいかがでしたか?
Yさん
私が持病あるので感染症には弱いから気をつけていたけど、思った以上に対面で会うことに不安はなかったですね。
カウンセラー朝倉
地方だとドライブデートが楽しめるので、車内で二人きりで話せるのも安心ですね。
マリブロ編集部
長時間インタビューにご協力くださり、ありがとうございます。このたびは、本当におめでとうございます。 それでは最後に、Yさんの活動を支えた朝倉さんと笹岡さんからも一言お願いします。
カウンセラー朝倉
私は後から担当として関わることになったのですが、真剣交際に進むときにスムーズな人と自信を持てなくてためらう人がいる中で、最初はYさんは後者タイプかなと思っていました。 でも、Yさんは自分が良いと思ったらその通りに進む方で、度胸があると言いますか、決断力に感心しました。そこで立ち止まってしまう方も多いんです。 Yさんは本当に素直な方で、今のまま二人でしっかり話し合える関係を続ければいい夫婦になれると思うので、頑張ってください。 このたびは本当におめでとうございます。
笹岡
Yさんは、初めて会ったときから決断力と素直さが素晴らしいと思っていましたし、やはりそれがいいご縁につながったと思っています。 敢えてYさんに足りなかったことを挙げるとすれば、経験不足ということになると思いますが、真剣交際に悩んだときも「断る理由がない」という考えで決断されたことも良かったですし、婚活中の女性の参考にもなるでしょう。 お二人は何でも話し合える関係のようですから、これからも末長く幸せに過ごせるよう願っています。 このたびは本当におめでとうございます。
MARIBLO
成婚インタビュー | MARIBLO クラブマリッジで実際にご成婚された会員様のインタビューです。結婚相談所の活動や体験について本音で語っていただきました。

❣ この記事を書いた人

34歳の時に結婚相談所(クラブ・マリッジ)の活動で成婚退会、現在1児の母。その後、相談所カウンセラーに。元漫画アシスタントの経験を活かして婚活イラストコラム連載中。

おとなしそうにみられるが聞き上手+喋り出すと止まらないちょいオタク女子。自分の経験をもとに成婚から結婚生活に至るまでおせっかいアドバイスが得意。

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