国家公務員の30代男性が結婚相談所を10ヵ月で成婚した話し

ITとおせっかいの融合でサポートの充実を図る結婚相談所クラブ・マリッジでは、めでたくご成婚となった方にインタビューをさせていただいております。

とても真面目で優しい、それでいて決断力や行動力もある国家公務員のFさん。転勤が多い職業柄、なかなか出会いに恵まれなかったFさんが婚活をはじめて10カ月。見事に成婚退会を迎えました。

Fさんが成婚できたのはもちろん、本人の努力があったからですが、結婚相談所から見たFさんは控えめなタイプ。女性側の意欲的な行動が成婚のカギとなったそうです。。

そのあたりも含めて、今回はクラブ・マリッジのカウンセラー朝倉さんと一緒にFさんの婚活の一部始終をお伝えしてまいります。Fさんと同じような心境・状況の男性はとても参考になると思いますので、どうぞご期待ください。

なお、インタビューはZoomを活用したオンライン対応で行いました。

目次

国家公務員あるあるとFさんの結婚観

マリブロ編集部
この度はご成婚おめでとうございます。まずはFさんのことをお聞きしていきたいと思います。ご自身の結婚観やお仕事、趣味や休日の過ごし方などを教えて頂けますか。
Fさん

仕事は都内で国家公務員として働いていて、とてもやりがいを感じています。休日は買い物や散歩などをして過ごしています。 結婚を考え始めたのは20代半ばで、「親にも誰かイイ人いないの?」と言われていまして、「自分から動かなきゃ!」と思いながらも特に行動は起こさなかったですね。 でも同期や兄弟とか周りが結婚し始めてから、ゆくゆくは結婚するなら早い方がいいと思い始めました。 そのときに婚活というサービスがあることを知りました。
マリブロ編集部
国家公務員の方は結婚は早いのですか?また若くして結婚される方はどんなお相手と結婚されるのでしょうか?
Fさん

一番早くて同期で1年目という方がいましたね。国家公務員の結婚は、早い方は早いと思います。40歳を過ぎても独身という方もいますけど、自分の時間を大切にしていて結婚に縛られたくないのかもしれないですね。 若くして結婚する方は職場結婚が多い気がします。20代後半以降になると、結婚相手は外部の方が多いですね。
マリブロ編集部
国家公務員は転勤も多いと聞きます。これまでどんな場所に赴任されたのですか?また、職場や住まいが何度も変わると恋愛は難しいのではないですか?
Fさん

国家公務員は概ね3年に1回くらい転勤があります。自分は福岡で3年ほど、その後で沖縄で1年、今は都内で暮らしています。 たしかに恋愛は、転勤のたびに人間関係がリセットされてしまうので、簡単ではないですね。本当は沖縄時代にイイ人を見つけられたらと思っていたのですが、1年経ってしまったので婚活を始めることにしました。

入会編

Fさんが結婚相談所での活動を決めた理由

マリブロ編集部
それでは婚活をはじめたときのことをお伺いしたいと思います。結婚相談所以外に婚活はされていたのですか?
Fさん

街コンや婚活パーティーがあることは知っていて、それらは敷居が低いと思ったけど、自分には向いてないと思いました。自分の中でのイメージですけどね。だから一対一でじっくり話せる結婚相談所の方がいいと思ったんです。
マリブロ編集部
朝倉さん、婚活は結婚相談所以外にもさまざまなサービスがありますが、人によって向き不向きというのはあるのでしょうか?
カウンセラー朝倉
ありますね。簡単に言うとたとえば、ふわふわ感のある可愛い子、男性だったら人慣れしていて言葉の選び方が上手なタイプがモテます。 また、私も経験があるのですが、女性の中では背が高いので、パーティー向きの範囲から外れちゃうんですね。 なので、モテるタイプの人にとっては、パーティーは向いていると思います。 婚活よりも本心は恋活(彼氏彼女がほしい)の人も少なくないので、交際してからテンションの違いに気づくことがあります。こっちは結婚したいのに、向こうはまだ結婚したくない・・・というように。 ですから、パーティーでの出会いから結婚を目指すなら、5年以内とかある程度長いスパンで考えた方がいいですね。 もちろん、経験値を積む意味では悪くないですが、複数人でパーティーに行くと会場は戦さ場ですから、上手くいかない自分に萎えてしまうかもしれません。

なぜ、Fさんはクラブ・マリッジを選んだのか?

マリブロ編集部
自分の向き不向きを考えて結婚相談所を選択されたわけですが、その中でもクラブ・マリッジを選んだ理由はなぜですか?
Fさん

最初は大手結婚相談所の無料相談に予約したら、当日入会しないといけないみたいな流れになって、、、話しを詳しく聞いてみても簡単な紹介や情報をくれるだけと感じてしまい、これは違うと思って入会はやめました。
カウンセラー朝倉
営業がしつこい保険屋みたいですね(笑)。
Fさん

それからまた情報収集していたら、YouTubeを配信している結婚相談所があって、そこは感じが良かったけど県外だったので、東京で改めて調べ直して見つけたのがクラブ・マリッジさんでした。
マリブロ編集部
入会の経緯をくわしくおしえてくださり、ありがとうございます。

活動前のリサーチが入念だったFさん

マリブロ編集部
当社の入会にあたっても無料カウンセリングを受けたと思いますが、ご相談時のクラブ・マリッジ に対する印象などをお聞かせください。
Fさん

ホームページなどの印象から、話しを聞いて問題なければ入会しようと思っていたので、結婚相談所はどんな人が活動していて、お見合いはどんなことに気をつければ良いのか?などがわかれば良いという感覚で話しを聞きにいきました。 話しを聞きに行く前にもネットでもいろいろ調べていて、入会に必要な書類を取り寄せるところから始めました。 書類の提出が必要なのは真剣な人たちが登録している証拠ですし、それが客観的にわかるのも良かったです。パーティーとかは経歴が本物かどうか?など疑いを持つことがありますし。 余計な心配をすることなくコミュニケーションに集中できることから不安材料がないと思いました。
マリブロ編集部
そうだったのですね。 これは朝倉さんにお伺いしたいのですが、Fさんのようにしっかりと準備をしてくる方は多いのでしょうか?また入会には基本的にどのような書類が必要ですか?
カウンセラー朝倉
活動前にFさんのような準備をしてくる方はそう多くありません。だから、Fさんにはびっくりです。 私も婚活経験がありますが、活動を始めてから準備やリサーチをしていましたからね。Fさんは本気度が違うと思いました。 入会に必要な書類は、独身証明書や収入・戸籍を証明するものです。

※入会に必要な書類について詳しく知りたい方はこちら

Fさん

ただ、書類は自分の生まれ育った地域の役場に行ったので、知ってる人に見られたら嫌だなとは思いました(笑)。
マリブロ編集部
担当カウンセラーにはどんな印象を受けましたか?
Fさん

無料相談に行った時、どうして結婚したいんですか?など、しっかり聞いてくれて、ちゃんと会員さんを見てくれていると感じました。ここはカウンセラーが少人数で運営しているのかなと思いましたが、面談頻度も多いし、きちんとサポートしてくれそうな印象を受けましたね。
マリブロ編集部
相談所側から見たFさんの第一印象はいかがでしたか?
カウンセラー朝倉
入会時に担当していたカウンセラーの笹岡からは 「Fさんはお話させていただき穏やかで安心感のあるイイ人。ただ、印象としてはお話いただいたような「よし、やるぞ!」という婚活に対する気合いみたいなものは感じなかった。でも、根掘り葉掘り聞いていくとそんなことはなく、むしろ意思決定力の高い人でしっかりしているので、成婚できる人だと思った。」 と聞いています。
マリブロ編集部
見た目の印象とは裏腹に良い意味で期待を裏切ってくれたのですね。

活動編

意外と難しい笑顔での写真撮影

マリブロ編集部
それでは実際にご入会されてからのことを伺っていきたいと思います。入会すると最初にプロフィールを作成しますが、写真撮影はいかがでしたか?
Fさん

写真は撮り方とか全然わからないのでプロに任せようと思いましたね。ただ、好きなものばかり食べていたから、、(笑)太っていないように見せたくて、すぐに結果は出ないけど写真撮影に臨むにあたって食事記録など減量を心がけていました。 撮影は思ったよりも笑顔が難しかったですね。簡単にできると思っていましたが、自然に笑えるのは当たり前のようで当たり前じゃないなと気づきました。 でもカウンセラーが撮影に同行してくれるは助かりますね。知らない場に知らない人と行くのは不安ですから。

担当カウンセラーが教えるプロフィールの大切さ

マリブロ編集部
ここからはカウンセラー視点でもお聞きしたいのですが、婚活で写真はどのくらい重要ですか?
カウンセラー朝倉
まず写真はとても重要ですね。 お相手のプロフィールを見て、写真の印象が良いと会ってみたいと思いますし、お金をかけて撮るので真剣度がわかりますね。もちろん、人柄は会ってみないとわからないですが、出会いの数を増やすためには写真をしっかり撮ることが必要不可欠です。 女性からしてみれば、自宅で撮ったスナップ写真で影がかかってるような写真は、よほどプロフィール文章が良くないと、会ってみようと思わないですよね。 実際にお見合いの申し込みをされたとき、見栄えがする写真で昭和感もなければ、会ってみようかなという感覚になりますから、写真は会うか会わないかを決める大きなポイントと言えます。

※クラブマリッジ では異性に好かれる成婚するお見合い写真を伝授しています。

マリブロ編集部
なるほど!婚活で写真はめちゃめちゃ重要なのですね。 PR文章についてもお伺いしたいと思います。就職や転職活動でもエントリーシートなどで自己PRを書きますが、文章はどのように作られたのですか?
Fさん

面談でヒヤリングをしていただいて、結婚に対する考え方や趣味・休日の過ごし方など、自分で作ったものを見てもらい、それに対して「〇〇はこうした方がいい」みたいにアドバイスしてもらいました。 減点される部分がないようなプロフィールにはしてもらったと思いますし、自分の考えもきちんと反映されていて、とても良かったです。
マリブロ編集部
Fさんの場合は、転勤があることをプロフィールで書かれたそうですが、婚活で転勤はデメリットになる恐れもありますよね。そのあたりはどうされたのですか?
Fさん

プロフィールに書く事のメリットは後から転勤を理由に断られる事がなくなること、デメリットはお見合い成立が減る事だけれど、どう書くのかのバランスは相談所の方の意見を聞きながら進めるのが良いかなと思いました。
カウンセラー朝倉
転勤がある会員様については、どこまで書くのか調整します。Fさんのおっしゃる通り最初に伝えた方がお見合いの成立率には影響がありますが、後で揉めることがないんですね。  もちろん、転勤はケースバイケースですが、人によっては書きたくない人もいるのが現状です。 転勤があると無理という女性がいますが、そういう女性は後で伝えてもどの道、交際終了になります。だから、プロフィールで書いた方が良いと思いますし、プロフィールに書かないにしても、交際初期時のデートまでに伝えるのが理想です。 事実、後になってから伝えると、転勤NG女性は「なんで先に言わないの!」とか「誠意が感じられない!」と思うもの。なので、Fさんはプロフィールに書いて正解です。 結婚相談所の場合は、再婚で子持ちなど、転勤にかかわらず何かしら事情を抱えているケースでは、早めにお相手に伝えることを推奨しています。 婚活で国家公務員はもともと人気がありますから、Fさんのように素直にアドバイス聞いてくれると、成婚につながりやすいですね。

はじめてのお見合い

マリブロ編集部
いよいよ活動開始となりましたが、システムは使いやすかったですか?
Fさん

はい。特に不便は感じなくて、システムは画面に並んでいる女性たちに圧倒されました。写真も自撮りの人はいなかったと思います。
マリブロ編集部
よく結婚相談所は「結婚できない人が行く」みたいなちょっとネガティブなイメージを持つ方もいらっしゃいますが、 Fさんはいかがでしたか?
Fさん

そういう噂のようなことはなくて、どこにでもいるごく普通の人が利用されているんだと思いましたね。とてもきれいな、私のタイプの人も非常に多い印象は受けました。
マリブロ編集部
昔は仲人同士がプロフィールを交換し合って紹介するみたいなこともありましたが、今はシステムでお見合い相手を選ぶのが一般的なのでしょうか?
カウンセラー朝倉
昔ながらのお見合いもまだありますが、それだとお相手を仲人目線で選ぶので、自分の気持ちや考えを元に相手を選べるシステム活用の方がイマドキのお見合いには合っていると思います。ですが昔ながらの紹介の良さもあるのでそこは状況を見ながら適切に進めることはあります。

苦戦しながらも成長するFさんの婚活

マリブロ編集部
さて、Fさんは約10カ月で成婚退会となったのですが、お見合い人数は自分から申し込んだのが3名、相手からの申し受けが11名で、いただいたお申込みは全てOKしているんです!結婚相手以外でお見合いで印象に残ったことやはじめてのお見合いの感想をお聞かせください。
Fさん

お見合いに対しては、お相手はわずか1時間でも時間をかけて自分と会ってくれるわけですから、例え結果成婚に繋がらない方でも少しでも楽しんでもらおうという気持ちで臨みました。 少なくてもプロフィールをよく読んで、こちらから質問して、ちゃんとリアクションを聞こうという思ってました。 そんなにたくさんの方とお会いしたわけじゃないですが、婚活もお仕事も真面目に頑張られてる方が多い印象でしたね。 あとは、それまでホテルのラウンジに行くことがなかったので、「こういうところでお茶できるんだ」と新鮮に思いましたね。
マリブロ編集部
Fさんはお見合いされた中から交際成立が全部で9名だったのですが、男性の交際成立率は、平均が3割くらいなので異例の数字だったと聞いています。どんなことを意識されていたのですか?
Fさん

交際にあたっては、相手に何か条件をつけて考えるのではなく、例えば結婚しておじいちゃんおばあちゃんになったときにも変わらない気持ちで自分が何かをしてあげたいと思える方かどうかを考えていて、あとは自分の決意だけだなと。 一緒に未来を作っていけるかどうかで交際を進めていましたね。
カウンセラー朝倉
素晴らしいですね。 これまでにたくさんの男性会員様をサポートしてきましたが、滅多にいないタイプですね。正直、自分から幸せを掴んでいく行動力がパッと見わからないので、Fさんの良さに気づいた女性は離さないでしょうね。女性も相手の誠意に応えようとするという意味です。
マリブロ編集部
交際を進める中でカウンセラーからのアドバイスで印象的だったことはありますか?
Fさん

どのくらいの頻度で連絡したら良いかがわからなくて、連絡の少なさから真剣さ足りないという理由で交際が終わったことが2,3回あったんですね。実際にLINEのやり方だったり、最初の3回目までのデートで気持ちの伝え方ができてなかったりで、それをちゃんとやらないとダメだなと思いました。それでLINEを送るペースや連絡のタイミング、伝え方などをアドバイスいただきました。
マリブロ編集部
カウンセラーとして交際時にFさんのような悩みを解決する方法はどんなことが考えられますか?
カウンセラー朝倉
たとえば、会う頻度ですが、デートはやはり週1回は必要ですね。それより多いのもとても良いことなのですが、少ない場合はせめて10日に1回は会うべきです。 婚活はだいたい2カ月くらいで結婚を前提にお付き合いする真剣交際を決めるのが一般的なルールです。なので、週1回でも7.8回しか会えないんですね。 だから、会っているときは常に相手のことを考えるのと同じで、会わない期間もデートのため連絡をしっかり取り合うことがとても大切です。 また、結婚相談所は真剣交際前なら並行して交際することができるので、ライバルが多いと言えます。自分を忘れられないため・お相手に興味を持っていることをやんわりと意思表示していくためにも適切な頻度でコミュニケーションを取っていくことがベストです。 おはようの挨拶LINEだけでも成婚に近づく行動で、それをやるかやらないかで成婚率も変わってきます。 女性は連絡がないと連絡していいのか不安になりがちで、そうこうしているうちに私にあまり興味はないのね、と他にいい人が現れたら、乗り換えてしまうのが必然です。 Fさんはそれがしっかりできていなかったのでアドバイスさせていただきましたが、婚活中の男性の皆さんにもぜひ連絡はきちんとしていただきたいですね。
Fさん

そうですね。自分の気持ちもまだ分からないのに相手の気持ちもわからない時は、誘って断られたら嫌だなという気持ちがよぎってしまっていたんですね。 でも誘って断られるのは仕方のないことだし、週一度デートすることは成婚された方はみんなやっていることだから、デートで次のプランに繋がる話をして「次は〇〇行こう」みたく連絡を取り合って誘うようにとアドバイスをいただき、徐々に実践できるようになり、成婚した方との時は毎週お会いできるようになりました。
カウンセラー朝倉
実は男性の方が女性よりも誘いを断られるとショックを受けることがあります。女性側は単に仕事で忙しいだけかもしれないのに、男性は全否定された気持ちになるんことが多いです。 経験を積むとそうでもなく考えすぎだと気づくのですが、経験の少ない人はそれで行動できない。 もちろん、相性もありますけど、行動しないで断られるなら行動して断られた方が断然いいですね。なぜなら、女性に対しての振る舞いで何が良くて何がダメなのか、女性の気持ちがわかり、次の交際に生かせるからです。 だから、怖がって行動しないよりは、勇気を持って動き出すことを勧めています。

成婚退会編

いよいよ運命の出会い

マリブロ編集部
お相手の女性は何人目にお見合いされた方ですか?またどんなところに惹かれたのかお聞かせいただけないでしょうか。
Fさん

彼女とのお見合いは、もう最後の方で6人目か7人目だったと思います。 2月にお見合いが成立したのですが、新型コロナウイルスの影響で延期になってしまい、自分はオンラインよりも対面でのお見合い希望だったので、どこなら安全に会えるか相談所に調整していただき、結局会えたのは5月に入ってからでした。 彼女のことはプロフィールを見てお相手に自分ができることを精一杯してくれようとして下さる方なんだなあというところに惹かれました。転勤があることも了承してくれていたので、延期も含めてだいぶ期間が空きましたが、ちゃんと会って話そうと思いました。 お見合いは会ってみないとわからないことが多いので、交際に進まなくても会話の練習として次に繋がりますからね。
カウンセラー朝倉
当時のFさんは、これまでの経験を糧にできることを精一杯しようと努力する姿が現れていましたね。本当に素晴らしいです。
マリブロ編集部
実際にお会いしてどんな印象でしたか?
Fさん

第一印象はとても明るい方だと感じました。仕事も頑張っていて笑顔も素敵で、会った瞬間に交際希望を出そうと思いました。
マリブロ編集部
新型コロナウイルスについてはお話されましたか?
Fさん

そのとき以外でもお見合いにはマスクをつけて行ってました。それで、「マスク外していいですか」と、お見合い相手には毎回聞いてましたね。
カウンセラー朝倉
コロナ禍では待ち合わせのとき、マスクをしてるとお相手の顔がわからないので、時間になっても会えないというケースも少なくないですね。
マリブロ編集部
お見合いは全体的にスムーズに進みましたか?
Fさん

そうですね、スムーズでした。明るくてモテそうな方だったので、断られるかもと思いましたが、交際OKをもらえて良かったです。
マリブロ編集部
交際初期のデートはいかがでしたか?
Fさん

彼女の住まいが都内ではないので、初デートは自分から県外に出向きました。二回目のデートは彼女の方が都内に出てきてくれました。 デートは積極的に誘いましたね。その日のうち(デートの日)に次のデートを取り付けるのがセットだと思ったので、「今日は甘いもの食べたから、この次はガッツリお肉にしようか?」や「水族館は好き?」とかいろいろ聞き出して。その頃にはもう断られる怖さは消えていました。 とにかくデートが終わったら、今日もありがとうという気持ちを伝えつつ、次も会いたいと思ってますと伝えるのは迷惑なことじゃないから、仮に断りされたとしても、必ず伝えるようにしていました。 彼女は前向きに考えてくれているな、という印象で、嬉しかったです。

真剣交際で深まった二人の絆

マリブロ編集部
真剣交際までの期間はどのくらいかかりましたか?また真剣交際のタイミングやお二人の気持ちの変化などをお聞かせください。
Fさん

真剣交際までの期間は相談所のルールを過ぎてしまい3カ月ギリギリくらいでした。ほぼ毎週会っていましたが、それなりに時間はかかりましたね。
カウンセラー朝倉
仮交際の期間が長くなると女性は、キープされてるんじゃないか?自分は結婚相手とは思われていないんじゃないか?と疑ってしまい、焦り出したりもします。 だからこそ、真剣交際の話をすることで安心するんです。 なので、私からはそろそろ「今すぐ真剣交際というより、真剣交際を考えられる(結婚のイメージなどを話せる)関係になろう!」とお伝えしました。 それで断られたらどうしよう・・・というのも頭をよぎりましたが、お相手の女性からも前向きな行動をしてくださっていたので、大丈夫だろうと思っていました。
Fさん

「敬語やめませんか」とか「呼び方を変えよう」など、彼女から積極的に提案してくれて、、その後のデートのときに彼女から真剣交際の話題を振ってくれて(笑)。 自分も真剣交際したいと思っていたから、そう言ってくれて嬉しいと伝えました。
マリブロ編集部
それはよかったですね。 真剣交際のタイミングは、 ・すでに二人でじっくり話し合った ・お互い気持ちが高まってきた ・2カ月経つからそろそろ ・・・など、人それぞれだとは思いますが、Fさんの場合はどうでしたか?
Fさん

僕の場合は真剣交際をキッカケに具体的な将来の話をするようになったパターンだと思います。 実際に真剣交際に入るまで、子どもが欲しいとかどこに住みたいみたいな確信に踏み込むような話をしていませんでしたが、真剣交際に入ってから自分の考えを話すようになりました。 真剣交際というシステムは、日常会話から始めて真剣交際のタイミングでいろいろ踏み込んで話せるから良かったと思います。
カウンセラー朝倉
Fさんの場合は真剣交際前から前向きだったけど、どこで将来の話を切り出すのかは人それぞれなので、どういう感じが良いのか模索していました。 そんなときに、おふたりでお話を進めてくれたので、状況が整ったんだと安心したのは覚えています。 お相手の担当さんからは「本当にいつもデートに誘ってもらって楽しく過ごしています」といったコメントをもらっていたので、順調に進んでいるとは感じていました。 実は、女性からそういうコメントがあるのは珍しいんです。男性があまりにも行動しないと、こういった言葉をもらえる前に断られるケースがあります。 なので、気持ちは高まってるけど、相手はどうなの?という思いから、女性からは言わないことが多い。   それに、一般的には男性が積極的になるのが理想ですね。もちろん、女性の性格にもよるのでケースバイケースではありますが、女性は相手に進めてもらえないと進めない人もいますので。 でもお二人の場合は両方とも自分から動いて(やや女性からの押しが強かった気もしますが笑)、両方とも相手を受け止められるので、すごく推すつもりもなかったですが、真剣交際に入る前後の期間では本当に相性がいいんだと感じました。
マリブロ編集部
真剣交際はまさに成婚へのターニングポイントと言えますね。 ここで、結婚相談所の流れをお聞きしたいと思います。一般的に真剣交際に入ったらどんな話し合いをするのですか?
カウンセラー朝倉
真剣交際に入ると基本的に、将来一緒に生活をするにあたっての考え方をすり合わせます。 子どもや住まい、もう少し踏めばお金の管理など、お相手と一緒に生きる上で不安なことをなくす期間とも言えますね。 Fさんの場合は転勤のある職業ですから、それも含めてお互いのことをより深く話し合って欲しいと思っていましたが、Fさんご自身でちゃんと進めてくれました。
マリブロ編集部
ではFさんも女性としっかりお話し合ったのですね?
Fさん

話し合ったというよりは、より仲が良くなった感じで、新たに何かを聞き出したというわけじゃないです。 でも、真剣交際に入ったら楽でしたね。以前は遠慮があったのですが、真剣交際でそれがなくなりました。 もしかしたら、真剣交際前に結婚観を話しても良かったのかもしれませんが、そういう話を具体的にするのは相手が嫌かもという勝手な抵抗がありました。 真剣交際は一人だけなので安心して会えますし、お互いに結婚したい意思があるから仲が進展しました。

プロポーズから両親の挨拶まで

マリブロ編集部
真剣交際に進むと二人の意思が固まり次第、プロポーズという流れになると思いますが、その後の交際はいかがでしたか?
Fさん

会うペースは週一回を続けて特に何か変わったことはありませんでしたが、仲の深まり方や進展具合が全然違いました。 信頼関係が深めやすくなり気持ちのつながりが強まったと感じましたね。 プロポーズまでの期間は真剣交際から1カ月くらいでした。ちょうどお互いの誕生日が近かったので、誕生日のプレゼント交換をしつつプロポーズしようと思いました。
マリブロ編集部
この人にプロポーズしよう!(結婚したい)と思えたのはいつ頃だったのですか?
Fさん

真剣交際に入った時点で僕は決めていました。容姿や性格など条件がどうこうみたいなことはなくて、相手も結婚したいと思ってくれているのを感じたので、流れに乗ってプロポーズしました。
マリブロ編集部
真剣交際後はとてもスムーズだったようですが、女性側に不安はなかったですか?
カウンセラー朝倉
それはなかったですね。お相手の担当からも、大変感動していると連絡をもらっていました。生活に関する話でもFさんは自分のことをちゃんと考えてくれるとおっしゃっていて、Fさんには期待していたようなので、心配なかったですね。
マリブロ編集部
ぜひプロポーズのシチュエーションをお聞かせください。
Fさん

特にサプライズはなくて、日常の延長線上でした。横浜に行ったとき、レストランで食事してお花を渡した後、プレゼント交換をして、帰り道に「結婚しましょう」と伝えました。そしたら「ありがとう。わたしもそう思ってるよ」と言われてとても嬉しかったですね。
Fさん

おめでとうございます!指輪はどうされたのですか?
Fさん

彼女が普段から婚約指輪をつけないだろうから普通に使えるようなネックレスがいいということで、婚約指輪と結婚指輪の代わりでネックレスを注文しました。
マリブロ編集部
なるほど。確かに最近はプロポーズの時に石(ダイヤ)だけプレゼントして後日リングを一緒に買いにいくなど多様ですよね。ところで、プロポーズについて、カウンセラーはどんなアドバイスををするのですか?
カウンセラー朝倉
相談を受けたら、もちろんアドバイスさせていただきます。 女性も真剣交際に進んだらプロポーズは意識するので、お相手の担当者経由でプロポーズの希望のシチュエーションがあるかなどを聞きます。 一生に一回ですからね。それにプロポーズが良いと一生記憶に残るので、結婚後に喧嘩してもその記憶が仲直りへの布石になります笑。 だから、おすすめプロポーズは提案はさせていただきます。
マリブロ編集部
さすがは婚活のプロですね。プロポーズに一つとってもそこまでサポートしてくれるのはきっと、会員様は心強く感じることでしょう。 プロポーズが成功したら、親御さんへの挨拶をすると思いますが、どのような運びでしたか? 
Fさん

実はプロポーズの前に、両親への挨拶は近々したいと言っていたので、結婚を前提に付き合っています。と、ご挨拶に行きました。 その後、プロポーズして結婚が決まってから、お互いの両親にも伝えて再度ご挨拶に伺いました。 彼女のご両親からは「この子は気が強いから大丈夫?」なんて心配までしてくださり、とても緊張しましたが自分をスムーズに受け入れてくれました。またコロナ禍だったので、ご挨拶は最初リモートという話だったのですが、義父が直接会いたいと言っているとお聞きして直接行ってきました。
マリブロ編集部
順調に進んで良かったです。現在はどのような状況ですか?
Fさん

現在は独身者用の宿舎に住んでて、結婚したら世帯用の宿舎に住めるのですが、その希望を出しましたからまもなく同居の予定です。 挙式はコロナ禍でもあるので、落ち着いたら家族だけで行うつもりです。 入籍は11月22日のいい夫婦の日にしようと思っているのですが、多分すごく混み合うので、日付が変わったら受け付けているからすぐ行こうみたいな話をしています。 

おわりにーー

マリブロ編集部
それでは婚活を振り返ってみて、もし過去の自分にアドバイスをするとしたらどんな言葉をかけますか?また婚活中の男性にアドバイスを一言お願いします
Fさん

人にもよると思いますが、僕みたいにあんまりガツガツ行かないタイプの人は、例えば敬語をやめることや呼び方を変えることはこのくらいの時期にやってもいい、などのペースを最初から決めて頭に入れておけばもっと自分からも進めやすく、スムーズに真剣交際に進んだろうなと思います。 また結婚相談所は初めてで右も左も分からない中、プロフィールの作り方や写真の撮り方、こんな場面はこうした方が良いなど、しっかりサポートしてくれて失敗の回数も減らせたから本当に助かりました。 婚活は辛い時もありますがあきらめずに続けていけば出会いはあります。またカウンセラーをうまく活用することが大事だと思います。事実、カウンセラーは他の方の活動が見えてるから、あらゆる視点からアドバイスしてくれます。
マリブロ編集部
Fさんありがとうございます。 朝倉さんからもカウンセラーとしてFさんの婚活について最後に一言お願いします。
カウンセラー朝倉
Fさんが成婚できたのは素直にアドバイスを聞き入れたからだと思います。 人によってできるできないがありますから、必ずしも全てのアドバイスを受け入れる必要はありませんが、Fさんのようにお相手を大事にしたいという純粋な気持ちって初回からは伝わりにくいんですね。 だから、Fさんのように真摯に向き合ってくれる方は成婚する確率が高い。 交際がうまくいかないと、やっぱり自分じゃダメなのかなと落ち込むこともあります。そんな中、モチベーションを保ってお見合いは全て受けるという初心を大事に進めてきたのは何よりも1年以内に成婚できた理由と言えます。 あきらめずに自分と合う方と出会うまで、話し方や連絡の頻度などを磨いて自分を変えていくことが婚活成功のコツですから、婚活中の皆さんはぜひ参考にしてみてくださいね。 改めまして、Fさん、この度はご成婚おめでとうございます。いつまでも末永くお幸せに!
MARIBLO
成婚インタビュー | MARIBLO クラブマリッジで実際にご成婚された会員様のインタビューです。結婚相談所の活動や体験について本音で語っていただきました。

❣ この記事を書いた人

マリブロ編集部です。恋愛・婚活の様々な情報を発信していきますのでよろしくお願いします!

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