お見合い人数わずか3名で成婚!コロナ危機を乗り越えて結婚した40歳男性の「はじめての婚活」

ITとおせっかいの融合でサポートの充実を図る結婚相談所クラブ・マリッジでは、めでたくご成婚となった方にインタビューをさせていただいております。

20代の頃から結婚願望を持ちながら、30代前半以降、ずっと出会いがなく独身だった男性Hさんは40歳を迎えてはじめての婚活。

どちらかというと奥手なタイプのHさんが、お見合い人数わずか3名で結婚相手と出会えた婚活ストーリーをお届けします。

婚活中のアラフォー男性、40代の男性で婚活を考えている方はぜひ、Hさんの成婚秘話を参考にしてみてくださいね。

目次

奥手な男性でも花開く結婚相談所

恋愛経験はあるものの30代の前半から女性との出会いはサッパリ。そんな40歳(入会当時)の男性Hさんはなぜ、結婚相談所で成婚できたのでしょうか。しかも、お見合い人数は平均人数を大きく下回るわずか3名。気になるHさんの婚活を順を追って振り返っていきたいと思います。

マリブロ編集部
このたびは成婚おめでとうございます。早速ですが、Hさんはなぜ結婚相談所での活動を選ばれたのでしょうか。ご友人からクラブ・マリッジを紹介されたとのことですが、友人の紹介でも断る人は断ると思います。そのあたりを詳しくお聞かせください。
Hさん
20代ではそれなりに出会いがありました。合コンにもよく行きましたし、付き合っていた相手もいたんです。 でも30代の前半からは、もう合コンに行っても単なる飲み会という感覚で、出会いから進展を求めるのは厳しいと感じていました。 職場の上司が女性と引き合せみたいな飲み会を主催してくれたことも何度かありましたが、交際に進展することはなかったです。 なので、結婚相談所という選択肢は十分アリだと思っていたのですが、特に何の行動もしていなかったんですね。それで、40歳を迎えたら急に危機感を覚えるようになりまして。 そんなとき、長年の友人からクラブ・マリッジを勧められ、無料相談会に参加したのがキッカケで婚活をはじめることに決めました。
マリブロ編集部
なるほど。とはいえ、結婚相談所はクラブ・マリッジ以外にもたくさんあります。他の結婚相談所は考えなかったのですか?
Hさん
正直、仕事のスケジュールもあって、他の結婚相談所を見に行く時間があまりなく、他社は検討していませんでした。 それに、せっかく友人が勧めてくれたのでクラブ・マリッジへの入会を決めました。なので、タイミングや勢いで決めた感はありますね。
マリブロ編集部
相談会から1カ月ほど入会するか迷われていたようですが、どんなことに迷われていたのですか?
Hさん
それは何となく、漠然とした不安みたいなもので、具体的な理由はないです(笑)。 その後、1か月経っても何も変わらない日々を過ごしていたので、この機会に頑張ろうと思って入会を決めました。なので、入会の決め手としては、背中を押してくれた友人の紹介というのが大きかったですね。

はじめての結婚相談所!そのイメージは?

出会いを探すなら結婚相談所という選択肢を有力視していたHさんですが、何せはじめての婚活。結婚相談所に対しては期待と不安が交錯していたことでしょう。そこで、入会前のイメージや入会後の感覚を伺ってみました。

マリブロ編集部
Hさんにとってはじめての婚活が始まったわけですが、結婚相談所にはどんなイメージを持たれていましたか?またそのイメージと入会後の感覚はどのように変わりましたか?
Hさん
結婚相談所は未知との遭遇というイメージでしたね(笑) ネットや友人からの情報として、「結婚相談所なら出会いがあるから結婚できそう」みたいな感覚ではいましたが、実際にどんなところなのかや活動のイメージは本当に想像つかなかったです。 でも、無料相談会のときに藤井さんが詳しく教えてくれたので活動のイメージができたのは新鮮でした。
マリブロ編集部
クラブ・マリッジでは説明会のときに活動のシミュレーションができるんですよね?
カウンセラー藤井
はい。実際のシステムのテスト画面を使って、希望条件などを入力すると、好みのお相手候補がご覧いただけるようになっています。 実際にご入会いただくと、システムの使い方や今後の進め方、お見合いや交際の細かいポイントについて、アカウント公開後にしっかりとご説明させていただきます。 このポイントを踏まえて活動できるかどうかによって、大きく軌道が変わっていきます。 また毎月の面談でも交際状況などを伺い、今後の方針を考えていきます。

いよいよ活動開始

入会前の無料相談会で活動のシミュレーションができたことで、ここなら結婚できるという婚活への期待が膨らんだHさん。その活動がいよいよ始まります。

マリブロ編集部
クラブ・マリッジに入会すると、最初にやることはプロフィール作成ですが、Hさんはご自身のPR文章や写真を撮影された経験はありますか?
Hさん
自分のプロフィールを作るのは初めての経験でした。同じ会社でずっと働いているので、履歴書を書いたのも20年近く前ですし、婚活アプリもやったことがないのでプロフィール作成とは無縁でした。
マリブロ編集部
そうなのですね。でも、それだとプロフィール作成はハードな作業だったのではないですか?
Hさん
実はそうでもなかったんです。 PR文章は藤井さんが自分のことをヒヤリングして、文章を提案してくださいました。自分のPR文章なのに、読んでみて「こんなにカッコよくていいのかな」と思いましたけど、自分で書いたらネガティブな文章になりそうだったので、お願いして良かったと思っています。 写真も自撮りすらしないので緊張しましたが、すごく新鮮でしたね。最初に撮影当日の服装について、持っているスーツやジャケットの写真を藤井さんに見ていただき、「これなら大丈夫!」のお墨付きをもらいました。 そして当日は、撮影前にスタイリストさんがヘアセットや肌補正などをしてくれて、何だか芸能人になった気分でした。 ちょうど一年前の9月に撮影したのですが、残暑が厳しく汗だくだったことを覚えています。でも、やってみて良かったですね。
カウンセラー藤井
Hさんは爽やかな好青年ですが、プロフィール写真からもとても穏やかで優しそうな雰囲気を醸し出せて、良いお写真が撮れました。 PR文章は私が考案させていただいたのですが、ご自身でうまく書けないという方は多いので、そういった方は安心してお任せいただければと思います。 事実、プロフィールにネガティブな文章を書くと、お見合いの成立する確率が下がります。もちろん、嘘や見栄を張るのは良くないですが、魅せ方や表現を変えて好感度をアップさせることは、マッチング率向上のためには必要です。
マリブロ編集部
プロフィールの重要性がわかりますね。 プロフィール作成が終わるとお見合い候補選びとなるのですが、システムは使いやすかったですか?
Hさん
何から何まで初めてなので、緊張感はありましたが、操作は意外と簡単でしたね。スマホのアプリかPCのブラウザで操作するのですが、初回の面談のときに「この方とお見合いしたいです」と藤井さんに伝えて進めました。

過去の恋愛と結婚観

プロフィール作成も終わり、いよいよお見合いにチャレンジするHさん。今回のインタビューで衝撃的だった話題の一つがお見合い件数のデータと過去の恋愛。その辺りを詳しくHさんの結婚観も含めてお尋ねしました。

マリブロ編集部
Hさんは女性からのお見合いのお申込み件数が、約4カ月の合計で130件と聞いています。でも実際にお見合いをしたのはそのうち2名のみ。しかも、めでたく結婚相手となった奥さんとのお見合いは、Hさんから申込まれたそうですね。 なぜ、最初にお見合いをした2名とは上手くいかなかったのか?また、130件の中でその2名をどのように選んだのか?ぜひお聞かせください。
Hさん
自分自身、他の誰かと並行して付き合うのが苦手なんです。というより無理です。だから、お見合いもまず1人会って、交際に進まなかったら次のお見合いをすればいいと考えていました。 お見合いをした2名のうち、1人とは交際に進みました。でも、元彼の愚痴ばかり聞かされて、先が思いやられそうと感じたので、交際終了とさせていただきました。 嬉しいことにたくさんの女性からお申込みをいただきましたが、自分の仕事が不規則な勤務体系なので、お相手の職業と相性が良いかは気にしていましたね。あとは年齢も差がありすぎる相手だと話が合わないかもと思い敬遠していました。(奥さんは5歳年下) 自分から申し込んだ奥さんも理由は同じです。もちろん、会ってみないとわからないですが、自分の場合はお見合いの時点から相手を絞った方が良いと思っていました。奥さんに関していえば第一印象がドストライクだったのも大きいです。
カウンセラー藤井
これには私もビックリしましたね。Hさんはアカウント公開から女性からおお申込みがかなり多かったにも関わらず、しっかり相手を絞ってお見合いに誠実に臨んでらっしゃいました。 通常、130人もの女性からお見合いを申込まれたら、「この子も可愛いから会ってみよう」と、短期間でたくさんの女性とお見合いをしようとする男性の方が多いと思います。 ただ婚活において「二兎追うものは一兎も得ず」は正しいんですね。 もちろん平行で交際できることが結婚相談所の利点ではありますが、「他にも良い人がいるんじゃないか」と思い、大切な交際相手に時間を割かずにお見合いをしたり、まだ自分の気持ちがよくわからないから他の人を見ていこうとすると、活動が長引いてしまう可能性が高いです。 ただこれは女性も同じですね。相手に対してしっかり真剣に向き合う姿勢や熱意が伝わらないと、相手からもそれなりの態度をとられ、自分もモチベーションが下がり、あまり会わなくなり最終的には破局してしまいます。 真摯に向き合い、その方とお会いするために時間を優先してつくることをお互いに努力しなければ、交際を継続していくことは難しいです。 なので、Hさんがわずか3人目のお見合いで交際に進展し成婚できたのは、交際した相手を大切にし、お互いに誠実に向き合っていたからこそだと思います。 Hさんは女性からお申込みを受けはしなかったものの、お申込みいただいた130人全員のプロフィールを一人一人きちんと読んでいたとのことですので、本当に誠実な人だと感じました。
マリブロ編集部
Hさんが、奥さんと出会う前の2名の女性と上手くいかなかったことはお聞きしましたが、過去の恋愛ではなぜ結婚までに至らなかったのですか?
Hさん
20代の頃の恋愛は遠距離だったので、会う機会が減るなどで、自然消滅してしまいました。30代になって1年くらい付き合った方がいたのですが、煮え切らなかったですね。 たしかに自分はマイペースなところがあります。だからと言って、当時もっと積極的だったら結婚していたかと言われると、それは疑問です。なので、結婚に至らなかった明確な理由はわからないですね。
マリブロ編集部
世の中にはHさんの過去の恋愛のようなケースが多いからこそ、結婚相談所というサービスが存在し、藤井さんをはじめとするカウンセラーがサポートするわけですが、、、 結婚相談所だと、お互いの気持ちがMaxでない状態でも交際が始まるケースがありますよね。その辺り、女性側はどのような気持ちなのでしょうか。
カウンセラー藤井
比較的、男性よりも女性のほうが気持ちが上がるまで時間がかかります。なので真剣交際に入るまでの約2か月は、進むべきか慎重に悩まれる方がほとんどです。 まず楽しくお話できるか、居心地が良いか、誠実な人か、金銭感覚がおかしくないかなどのチェックをしつつ、自分との相性を見極めながら、将来を考えられるかどうかを検討します。 女性が真剣交際に進むことを決意するためには、ある程度将来の話ができるお相手ではないと、将来を良くも悪くもイメージすることさえできないため、女性は真剣交際に進むことを決断できません。なので、男性はデート2-3回目頃から少しづつ将来の話題もできたほうが、女性も前向きに検討しやすくなります。 みなさん、どんな家庭を築きたいかそれぞれ想いがあります。 結婚式はしたい、子どもはできれば●人ほしいなど。なのでそのイメージが合うのか、女性が望む結婚像を自分は提供できるのか、まずはヒヤリングすることが重要です。

3人目のお見合いが運命を変えた

Hさんにとって、3人目のお見合いが運命の出会いとなりました。ここからは奥さんとの馴れ初めを聞いてまいります。

マリブロ編集部
婚活をはじめて3人目のお見合いが奥さんだったわけですが、お見合いは緊張されましたか?またはじめてのお見合いと奥さんとのお見合いはどう違ったのでしょうか?
Hさん
お見合いは初めてのときも奥さんとのときも緊張はしていました。でも、席について話しはじめたら、すぐに緊張はほぐれましたね。 奥さんとはお見合いの席で話が途切れることなく、気づいたら3時間近く経っていました。仕事の話はほどほどにして、趣味や海外旅行の話で盛り上がりました。やっぱり共感してもらえる話題があると楽しいですし、あまり気兼ねなく話せたのも良かったですね。
カウンセラー藤井
通常、お見合いは1時間程度で、長くても2時間くらいです。それだけ会話が盛り上がったのはすごいことですね。やはり他の方とは違うものを感じましたか?
Hさん
好きという気持ちはデートを重ねていくうちに、徐々に高まっていった感じですが、最初からいいなと思っていたのは事実です。 だから、お見合いが終わってすぐに藤井さんに、交際希望の連絡を入れたと思います。 そして奥さんと1回目のデートを終えて、真剣交際できたらいいなと思っていることも藤井さんにすぐに連絡しました。
カウンセラー藤井
そうですね。Hさんは交際初期から真剣交際の気持ちがあることを伝えてくれました。 他の交際者の方には、Hさんからこれほど前向きな気持ちの連絡はなかったので、それほど相性の良いお相手なのだと思いました。 Hさんは明るく朗らかで第一印象がとても良く、ただ話してみるとマイペースなところもあるので(笑)、交際初期でこんなにも早く決断できることにとても驚きました。
マリブロ編集部
でも、他にもイイ人がいるんじゃないかという思いはなかったですか?
Hさん
そう考えたらキリがないし、せっかくの出会いがフイになってしまうと思います。だから、いいなと思った相手には最初から全力でぶつかりたかったですね。
カウンセラー藤井
素晴らしいです! 婚活ではHさんのような考え方や決断力が非常に大事です。 スペックの高い男性は婚活市場では極端にモテるので、次々とお見合いを組めてしまいます。だからこそ次があると思って決断ができないという男性は、結婚相談所では意外と多いですね。 一番は交際者との時間を最優先にし、大切にするということが大切です。 まだ好きかどうかも分からないのに、という気持ちも分かります。 ただ中途半端な気持ちや疑心暗鬼の気持ちで交際をしても、その心情は態度に現れお相手にも伝わります。「この人、他の人ともお見合いしているんだろうな~」と感じてしまったら、モチベーションが一気に低下してしましますので、スケジュールには余裕を持ちましょう。 自分を優先的に考えてくれるお相手に対しては、多少は自分も相手のことを真剣に考えようと思うはずです。

早まる気持ち、慎重な彼女と温度差が・・・

運命の相手と交際が成立したHさん。順調に進んでそうに見えた交際ですが、通常よりも真剣交際や成婚までに時間がかかった模様。どうやら奥さんとは温度差もあったようです。その辺りを詳しく伺ってみました。

マリブロ編集部
お見合いで意気投合し、無事に交際成立となったわけですが、初めてのお出かけデートはどこへ行かれたのですか?
Hさん
埼玉の大宮にある鉄道博物館です。子どもの頃から鉄道が好きで、彼女も自分のことを知りたいと思ってくれたのでしょうね。 その後も仕事帰りに2人の職場の中間くらいの地点である丸の内で食事したり、休日には横浜や鎌倉に行ったりと、デートはたくさんしました。基本的に週1ペースで会っていいましたね。
カウンセラー藤井
Hさんのためにお弁当を作ってくださっていることもありましたよね。私もあれには感動しました。そんなに相性も良くて優しい女性、なかなか出会えないと思うので、絶対逃したらダメだと思いました。
マリブロ編集部
お互いに楽しい時間を共有できていたようですが、真剣交際まで4ヶ月かかったそうですね。真剣交際したいのに、まだOKをもらえない状況はモヤモヤすると思うのですが、当時、奥さんは他にも交際していた方がいたのでしょうか?
カウンセラー藤井
交際成立から真剣交際に至るまで、通常2カ月前後というパターンが多いです。なので4カ月というのは時間を要した方ですね。 奥さんの相談所のご担当者様には日頃から良くしていただき、交際初期から連携をとっておりました。 お伺いしたところ、奥さんもHさんとだけ交際していたようです。奥さんはHさんの人柄にとても好感を持っていたそうですが、婚活をはじめて間もない事もあり、気持ちを固めるまでに時間がかかったようです。 Hさんの「ここが気になる」という訳ではなく、気持ちと時間の問題でした。なので連絡を取りながら、ご担当者様から「今ならHさんから気持ちを伝えていただければ、前向きに考えるだろう」とお伺いし、Hさんに改めて真剣交際のお申込みをするように背中を押しました。
Hさん
自分は交際がはじまって比較的早い時期に真剣交際をしたいと伝えていました。でも、彼女からは「私でイイの?本当は他にもイイ人がいるんじゃないの?」と言われていました。 自分に迷いはなかったのですが、藤井さんと相談しながら真剣交際のタイミングを考え、クリスマスの時期に再度告白したんです。「一緒に居て楽しいし、自分も自然体でいられる君に癒される。このままずっと一緒にいたい」と気持ちを伝えました。それで真剣交際のOKをもらいました。今考えれば、自分の気持ちがブレていないか確認したかったのでしょうね。
カウンセラー藤井
あの時はよくぞ気持ちを伝えてくださりました。無事に進めたことを私もご担当者様も、とても喜んでいました。 奥さんのように「私でイイの?本当は他にもイイ人がいるんじゃないの?」と不安があったり、自分に自信がない方は多くおります。なので、なぜ自分を選んでくれたのか、根拠をしっかり伝えることが大切となります。なぜ自分を選んでくれたのか「理由」を聞いて、本当に自分と結婚したいと思っているということを納得したいのです。その愛情や覚悟が女性を動かします。
マリブロ編集部
男性と女性では「好き」という感情のボルテージの上がり方が違うと言われています。ただ、Hさんもどちらかと言えば慎重派とのこと。なので、慎重派の2人を上手く取り持った藤井さんとお相手の担当者の連携は見事だったと思います。

カウンセラーも焦ったコロナ禍のすれ違い

ようやく2019年12月末に真剣交際に進めたHさんですが、その後にコロナ禍に突入してしまいます。緊急事態宣言下で2人の気持ちはすれ違い、交際終了のピンチもあったとのこと。藤井さんはカウンセラーとしてどう対処したのか。そして再び問われるHさんの決断力に注目です。

マリブロ編集部
真剣交際に入られた後の交際はいかがでしたか?
Hさん
奥さんとは変わらずに会うと仲良く過ごせていたのですが、真剣交際に入ったので将来の話もしていたところ、なかなか結婚後の住まいの話が進まなくてつまずいてしまいました。 自分のさりげない会話の一言などが原因で、彼女を不安にさせてしまっていたのもあると思います。
カウンセラー藤井
ご担当者様からも、お住まいについても話し合いが一向に進まずに不安を感じていると連絡がありましたね。 話し方やヒヤリングの仕方も伝えておりましたが、Hさんも仰るように、Hさんの建前の発言と、Hさんの何気ない一言などにギャップを感じてしまったようです。 奥さんの不安が大きくなり、「Hさん、本音は○○あたりに住みたいんだろうな」などと察してしまい、遠慮して自分の意見も言えなくなってしまう状況になってしまいました。 なのでここを払しょくするのに、苦労しましたね。
Hさん
そうですね、そこでさらにコロナで2月頃からなかなか会えなくなってしまい、奥さんを余計に不安にさせてしまいました。でも、当時はそんなに奥さんのことを不安にさせてしまっていたことに、気づきませんでした。
マリブロ編集部
そうだったのですね、藤井さんから見ていかがでたか?
カウンセラー藤井
Hさんとの毎月の面談では、将来の擦り合わせはなかなか進んでいないものの、二人の関係は順調であると伺っていました。ただ、奥さんの不安は陰で大きくなってしまっていたようです。 例えばコロナ禍でのお会いする頻度について、Hさんは今は会わない方が良いだろうと多少一方的に判断し、将来の話し合いも進められず、奥さんも会えなくて寂しいという不安な気持ちが募っていきました。 もちろんコロナ禍で大変な時期であるので、お仕事や環境によってはお会いできないというのも、致し方ないとは思います。ただ、結婚を前提にお付き合いしている状況ですので、些細なことも相談して相手も納得のうえ進めていくことが大切です。 そして4月頃にご担当者様から、奥さんがHさんとの結婚をかなり悩んでいると聞き、事態は深刻化していました。このままだと、交際終了になるかもしれないと。 女性は相手に気を遣い、抱えている不安や不満を相手に伝えられない方が多いので、男性が気づけないことも多くあります。 そのため、Hさんに電話して行動を促しました。このままでは交際終了になってしまうかもしれないから、毎日連絡を取り合い奥さんの不安を払しょくできるように具体的に行動するよう伝えました。
Hさん
正直、藤井さんに言われるまで彼女の気持ちに気づきませんでした。でも、このままじゃいけないと、だんだん危機感が募り、焦りも出てきました。 それですぐに彼女と連絡を取り合いました。まだ会うのは無症状感染が怖いのでためらいましたが、毎日電話で話すようになったら、彼女も理解してくれたみたいです。 また住まいもお互いの好きな街をピックアップしてエリア散策をしました。それでもなかなか決まらなかったのですが、自分の2人の住まいに対する考えを伝えたら納得してくれて、ようやく決まりました。
カウンセラー藤井
あの時、Hさんが諦めずに真摯に行動してくれたお陰で巻き返すことができました。Hさんのこういった覚悟と行動力は本当に素晴らしいと思います。 将来の話し合いについて、お住まい、結婚式、ハネムーン、子どもなど色んな点がありますが、結婚後は一緒に暮らすのですから、住まいの意見が合わないのは致命的であり、一番問題となりやすい点です。意見することを遠慮するお相手に対し、お互いの好きな街をピックアップしてエリア散策をしたというのもとても良かったと思います。 Hさんのように現実を受け入れ、奥さんの抱える不安を払しょくしようと積極的な行動と愛情表現をしたことは、結婚に向けて大きく前進したといえるでしょう。

コロナ危機を乗り越えてゴールイン

コロナ禍でのすれ違いを克服してようやくプロポーズ、めでたく成婚退会となったHさん。自身の婚活をどう振り返るのか。世の中の婚活男子に対するアドバイスも含めてお話いただきました。

マリブロ編集部
プロポーズの時と、活動を振り返ってみていかがですか?
Hさん
振り返るとあっという間だったと思います。実は、結婚相談所を利用したとしても、付き合ってから2〜3年で結婚というイメージがありました。 なので、住まいの話に決着がついてからはかなり早い流れでしたね。 7月の初めに東京タワーの見えるレストラン(予約した個室から東京タワーは見えなかったのですが笑)を予約して、薔薇の花束を用意してプロポーズしました。藤井さんに電話で喝(笑)をもらって以降は、本当に順調に進んだので、プロポーズも承諾してくれました。 それからお互いの両親に会いに行き、両家の顔合わせも済ませて入籍と、怒涛の1ヶ月でした。
マリブロ編集部
相手の両親に会いにいくときは緊張しましたか?
Hさん
全然緊張していなかったのですが、当日になってソワソワしてしまいましたね。でも、趣味の話をしたり、昔話をしてもらったりと無難に終わりました。彼女も自分の親に会うとき、緊張していましたが、話し始めたらすぐに打ち解けたようでした。
カウンセラー藤井
プロポーズに関しては、今なら奥さんもプロポーズを受けられるとご担当者様から聞いていたので、Hさんとの面談時にプロポーズとご両親へのご挨拶の準備をするように伝えました。 色んな困難があり、交際期間も10カ月と長くはありましたが、無事にご入籍もできて本当に良かったです!
マリブロ編集部
今後はどんな家庭を築いていきたいですか?
Hさん
とりあえずは共働きなので、家事は積極的に関わっていきたいですし、子どもを授かったら2人で協力しあって育児を楽しめたらいいなと思っています。
マリブロ編集部
ありがとうございます。それでは婚活中の男性、婚活をはじめようか考えている男性に向けてアドバイスを一言お願いします。
Hさん
自分は40歳で入会しましたが、30歳を過ぎて出会いがないと思ったら、結婚相談所を利用するのはアリだと思います。 自分自身、一人ではプロフィールを作り込むことができなかったですし、そもそも女性との出会いの場がなかったので尚更そう思います。 また藤井さんのように、女性の気持ちを教えてくれて、しかもピンチに手を差し伸べてくれる人は周りにいないので本当に助かりました。

おわりにーー

マリブロ編集部
それでは最後に、藤井さんからHさんの婚活を振り返って感想をお願いします。
カウンセラー藤井
このたびはご成婚おめでとうございます。 Hさんが最初の相談会にお越しいただいたとき、とても話しやすく穏やかで優しそうな印象だったので、成婚できる男性だと思っておりました。 ただHさんはご自身の行動パターンを変えづらいという若干、不器用な一面をお持ちでしたので、その辺りがコロナ禍でさらにピンチを迎えてしまったのだと思います。 しかし絶対のピンチの時にHさんは、奥さんの不安をしっかり受け止めて、不安を払しょくできるよう精一杯努力されました。自分のためにここまで変われるということを行動で示し、奥さんはHさんの愛情としてしかと受け止めたと思います。 おそらく奥さんは、Hさんのことを人として好きだからこそ、なかなか本音を言えずにいたのでしょう。男女の交際において、女性の不安をすべて察してあげることは難しいので、男性は【女性の本音をいかに引き出すか】が大切です。 なので女性も、「あの人は自分の気持ちをわかってくれない」と嘆く前に、まずは自分からも正直に自分の気持ちを伝える一歩が大切です。(察してくれる男性なんて、本当にごく一部しか存在しません) 自分の気持ちをどう受け止めて、どうフォローしてくれるのかを見てあげるほうが有効です。 むしろ男性も「正直に自分の気持ちや考えを言ってくれるほうが、どう対応すればよいかわかるので助かる」と感じる男性のほうが、圧倒的に多いです。 結婚後も良好な関係を築くためにも、些細なことでも話し合える関係を築くことがとても重要です。 Hさんはとても素直で決断力のある男性です。結婚相手を打算的に考える方もいます。しかし、Hさんのようにフィーリングや相性で相手を選ぶことの大切さ、お二人はそれを証明してくれたと思っています。またHさんの愛情と熱意が、二人の運命を切り開いたとのだと感じました。 コロナや困難を乗り越えての成婚なので、お二人はきっと堅い絆で結ばれているでしょう。これからもHさんと奥さんが幸せに暮らしていくことを心から願っています!たちのようなカップルが増えることを切実に願っています。 ご成婚、本当におめでとうございます。
MARIBLO
成婚インタビュー | MARIBLO クラブマリッジで実際にご成婚された会員様のインタビューです。結婚相談所の活動や体験について本音で語っていただきました。

❣ この記事を書いた人

マリブロ編集部です。恋愛・婚活の様々な情報を発信していきますのでよろしくお願いします!

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