コロナ禍で決めた結婚!「30歳までに結婚したい」と願っていた29歳の女性が「自分らしくいられる彼」と成婚するまで

こんにちは。クラブ・マリッジ 笹岡です。

ITとおせっかいの融合でサポートの充実を図る結婚相談所クラブ・マリッジでは、めでたくご成婚となった方にインタビューをさせていただいております。

30歳までに結婚したいと思いながら、結婚相手との出会いはなかった管理栄養士として働く20代女性のFさんですが、自分らしくいられる理想の彼と出会ってめでたく成婚退会となりました。

今回はFさんと同じような想いや考えを持つ20代の女性向けに、彼女の等身大の婚活ストーリーをお届けします。

なお、コロナ禍ということで、インタビューはZoomを活用したオンライン対応で行いました。

目次

イマドキの20代女性の結婚観

婚活という言葉がまだ流行していなかった頃、20代の女性はどのような結婚観を持っていたのでしょうか。

トレンディドラマが流行った90年代に「29歳のクリスマス」というドラマがありましたが、当時の20代とイマドキの20代では育った環境も社会の情勢も違うため、結婚に対する考えも違うでしょう。

ただ、それでも「30歳までに結婚したい」という想いは持ち続けていたFさん。彼女はどのような結婚観を持っていたのでしょうか。

マリブロ編集部
このたびは成婚おめでとうございます。早速ですが、そもそもFさんは結婚に対してどのような価値観をお持ちでしたか?
Fさん
30歳までに結婚したいと思っていました。 でも私は高校も大学も女子校でして、初めて男性と付き合ったのも社会人になってからなんです。その後、出会いそのものはいろいろと経験してきましたが、結婚を考えるまでの相手とは出会わなかったですね。 それからしばらく出会いのない期間が続いて、29歳の誕生日を迎えたとき、あと1年しかない!と少し焦りも感じていました。

資格の勉強に必死だった学生時代のFさん

穏やかな性格で話しやすく和を心がける性格が取り柄のFさん。すぐに素敵な旦那さんが現れそうなイメージですが、これまで結婚相手に出会わなかったのは何故なのでしょうか。どうやら高校・大学時代にその理由がありそうです。

マリブロ編集部
高校・大学は女子校だったとおっしゃいましたが、思春期の恋バナみたいなものはクラスの子たちとしなかったのですか?
Fさん
色恋沙汰はあまりなかったですね。それに私の場合、学生時代は資格をとるために忙しかったので、彼氏をつくる暇がありませんでした。 大学時代は高校のときの友人に誘われて合コンとか人並みに参加してましたけど、大人数でしゃべることに苦手意識がありました。二次会でよくボウリングを楽しむこともありましたが、合コンで知り合った人とお付き合いすることはなかったですね。 そういう意味でも、高校のときの友人たちとはつながりが深いですね。
マリブロ編集部
ご友人たちの中でFさんはどんなキャラでしたか?
Fさん
相談役というか話を聞く側になっていることが多ったですね。4人姉妹の長女というのもあるかもしれません。
マリブロ編集部
学生時代は異性よりも同性の友人たちと一緒に過ごすことが多かったようですが、改めて学生生活を振り返ってみていかがですか?
Fさん
大学生って勉強はもちろんするのですが、よく遊ぶイメージもあるじゃないですか。でも私は結構、不自由というか勉強中心の学生生活でした。授業数もたくさんありましたからね。 友人たちとはよくおしゃべりしていました。お出かけもよくスイーツ巡りをしましたが、部活もバイトもしなかったので、一般的な学生とは違ったと思います。ただ、早い時期から社会人になってからの仕事は意識していましたね。
マリブロ編集部
なるほど。でも、学生時代の頑張りが管理栄養士という今の職業を確立されてのではないですか?
Fさん
そうですね。ただ、「勉強を頑張った」というのももちろんなのですが、私自身もともと食べることや料理を作ることが好きでした。 母も料理が得意でしたから、自然と食べ物の知識を深めようとしていましたね。管理栄養士を目指したのはそんな背景もあったと思っています。

Fさんにとって恋愛とは?

結婚観を語る上でそれなりに出会いはあったというFさん。社会人になってからはどのような恋愛をされてきたのでしょうか。結婚を決めた彼と今までの恋愛の違いを伺いました。

マリブロ編集部
これまで、いろいろと経験はされてきたとのことですが、結婚相談所に入る前はどのような活動をされていたのですか?
Fさん
基本的に休みの日は家にいることが多かったですね。一人で出かけるのも好きなので、彼氏がいないという淋しさはなかったです。妹たちとも仲が良いのでよく話しますし。 恋愛に関しては、アプリを使った出会いは経験があります。私たちの世代はアプリで出会いを求めることに抵抗はないですね。周りでも使っている人は結構います。40代の人は少ない気がしますけど、年齢によってタイプも違うので、年齢が決め手で好きになるというのはないですね。 私もアプリを使って出会った人と付き合いました。ただ、これまで私が好きになった人は忙しい人が多くて、付き合ってもあまり会えないのが普通でした。 それに慣れてしまったからなのか、「会えないなら会えないでも大丈夫」という感覚はありますね。結婚を決めた彼とも会うのは週一くらいですから。でもパートナーがいることは楽しいですし、パートナーがいたらいいなという気持ちはずっとありましたので、彼と出会えて本当によかったです。

結婚相談所での活動を決めた理由

Fさんと同じような経験をされた方や似たような性格の女性は少なくないと思います。そんなFさんがなぜ、またどのような経緯で結婚相談所での活動を決めたのでしょうか。

マリブロ編集部
ズバリお聞きしますが、結婚相談所での活動を決めた理由やクラブ・マリッジ を選んだ理由は何だったのですか?
Fさん
結婚相談所で婚活しようと思ったキッカケは私の周りにいる人たちの影響が大きいですね。妹が結婚して、去年は一番仲の良い親友が結婚して幸せに暮らしているのを見て、やはり自分もという気持ちが強くなりました。 結婚相談所での活動の決め手ということで言えば、妹の友人が結婚相談所に入ってすぐに成婚したんです。それを聞いて、私もチャレンジしようという想いが生まれたことも、婚活をはじめる後押しになりましたね。 クラブ・マリッジ を選んだ理由は正直、直感でした。結婚相談所についてはGoogleで検索して、いくつかの結婚相談所を調べているうちに、何となく気になったんです。たくさんあるものから何かを選ぶときって、最初に選んだものが良い結果につながることってよくあるじゃないですか。それで、他の結婚相談所は考えず、クラブ・マリッジ の無料相談を受けました。
マリブロ編集部
Fさんが無料相談に来られたとき、結婚相談所側からみたFさんはどんな印象でした?
笹岡
Fさんが無料相談に来られたときのことはよく覚えています。笑顔が素敵で話したことをすぐに飲み込むというか自身の中でうまく落とし込める方だと感じましたね。 説明を聞いてそのまま入会という話になったと思いますが、来店前からすでに入会を決めている様子でした。 状況を伺ったりサービスを説明したりしたときも、とてもサバサバしていて、最初からFさんは決断力が高い女性という印象が強かったですね。 あと、弊社を選んでくださった理由を直感とおっしゃっていますが、きっと頭の中で瞬時に物事を判断する能力が高いのだと思います。 また、これまで千人単位で相談を受けてきた経験から申し上げるのですが、過去の相談者の中でもFさんの決断力の高さから結婚できる人だと感じました。
マリブロ編集部
ご家族には結婚相談所に入会することを相談されましたか?
Fさん
はい。家族には誰からも反対されませんでした。むしろ「あなたが決めたことなら自由にやっていいよ。それに結婚相談所での活動が合ってるのでは?」と言われました。 私の家族は私が子どもの頃からとても仲が良くて、姉妹もみんな友だちのような感覚だから喧嘩もないんですね。また、昔から進路を自分で決めさせてくれる環境でしたから、とても心強いですし、私も家族を信頼しています。
笹岡
それは羨ましいですね。私事ですが、私は兄とよく喧嘩していたので、、、 すみません、余談でした(笑)。
マリブロ編集部
ご家族が信じてくれるのはとても嬉しいですよね。 ところで、結婚相談所ってどんなイメージでしたか?
Fさん
正直、笹岡さんのような方が担当してくださると思っていませんでした。オバちゃんが出てきて、勝手にお見合い相手を決められるような印象でした(笑) だから、結婚したいとは思っていましたけど、結婚相談所でパートナーを探すことは考えていませんでした。でも、周りの人が結婚相談所で成婚したと聞いたら、少し前向きになれますよね。
マリブロ編集部
笹岡さんとはとても相性が良かったようですが、はじめて来店したときの印象はいかがでしたか?
Fさん
新鮮な感覚で年齢も近いから考え方も割とわかってくれるのが良かったですね。それにとても話しやすいので安心しました。
笹岡
お褒めいただきありがとうございます。軽いとも言われますけどね(笑)。
マリブロ編集部
結婚相談所は人生の中でとても大事な相談に対して親身に考えるサービスです。フットワークが軽くない人には相談しづらいでしょうから、担当者が話しやすい人というのは結婚相談所選びにおいて要チェック項目ではないでしょうか。

プロフィールに命をかける

結婚相談所に入会すると、最初の作業はプロフィール作りですが、笹岡さんは「大袈裟に聞こえるかもしれませんが、私たちはプロフィールに命をかけている」とまでおっしゃいます。

たしかに、お見合いが成立しなければ交際ステージには進めませんし、お見合いを決める判断材料としてプロフィールの重要性はとても高いといえます。

さて、実際にクラブ・マリッジで活動をはじめたFさん。その活動状況はどのような感じだったのでしょうか。

マリブロ編集部
それではクラブ・マリッジ に入会後、彼と出会うまでのお話を伺いたいと思います。はじめにプロフィール(写真撮影とPR文章)を作成したと思いますが、実際にやってみていかがでしたか。
Fさん
プロフィールづくりはとても充実していましたね。写真撮影のとき、ヘアメイクをしてもらったのですが、ここまでバシッと決めて写真を撮ったのは成人式以来です。 天気の良い日のロケ撮影だったのですが、少し肌寒くて撮影の合間に冬風のコートを着るなど、ファッション雑誌のモデルになった気分でとても楽しかったですね。 PR文章も私がアピールしたいことをライターさんが手を加えてくれて、イイ意味で、ここまでサポートしてくれるとは思いませんでした。
笹岡
お褒めいただきありがとうございます。 プロフィール作成には正直、命をかけてますね。クラブ・マリッジが比較的高額というのもありますが、人の記憶に残る(人に印象を与える)には視覚要素がとても大切です。 どんなにコミュニケーション力が高い人でも、見た目が悪いゆえに、お見合いが成立しなければ交際すらできません。だから、力の入れ具合が他の結婚相談所とは違う自負があります。 ただ、サービス提供側の自分が言うのも何ですが、これから婚活をはじめる人にとって、結婚相談所はどんなところかわかりづらいと思うんですね。 写真撮影やプロフィール文章をしっかり作り込むことは宣伝していますが、本当にそこまでやるのか疑問に感じる人もいるでしょう。 ですが、書類一つとっても銀行でローンを組むようなくらいきちんと揃えていただくのは、それだけ真剣に成婚に向けてサポートする覚悟だと思っていただけたら幸いです。
Fさん
婚活アプリでもプロフィールづくりはあります。写真やPR文章は自分でやるのですが、プロフィールの重要性とかは言われないとわからないので、きちんと説明してくれるのはありがたいですね。
笹岡
Fさんは書類やプロフィール作成など、各手順を素直に受け入れてくださいました。Fさんのような人材はきっと職場でも重宝されるでしょうね。
マリブロ編集部
プロフィールを作成したら今度はIBJのシステムにプロフィールを公開して、お見合い相手を探す作業に入りますが、IBJのシステムは使いやすかったですか?
Fさん
IBJのシステムを見たとき、アプリと同じだと思いました。アプリを利用した経験があったので、特に違和感はなかったですね。 同世代の女子はアプリを使っている人も多いので、きっと使いやすいと思います。それにアプリよりもしっかり作りこむから精度も高いし、評判は良いんじゃないでしょうか。
マリブロ編集部
実際にIBJのシステムを使って、お見合いをされたわけですが、いかがでしたか。また、これはデータ上の話ですが、お見合い件数はIBJ会員全体の平均よりも少なかったようです。それでも、彼と出会えた秘訣などがありましたら教えてください。
Fさん
お見合い件数が平均よりも少ないのは今はじめて知りました(笑)。件数は意識しなかったですね。 年齢、仕事、年収、居住地、タバコを吸わない・・・とか具体的な条件を入力して、申し込んだり申し受けたりして、その中で自分と合いそうな人とお見合いしました。 お見合いした人はみんなプロフィールとのギャップが少なくて、だいたいイメージ通りの人でした。何をするにも情報ってすごく大切だから、その点プロフィールでどんな人なのかわかるのは良いですね。
マリブロ編集部
ちなみに、はじめてのお見合いは緊張されましたか?また、お見合いの時点ではどこまで先を意識していましたか?
Fさん
初対面の人と会うのはアプリで慣れていたので緊張はしませんでしたけど、自分から話すのが得意じゃないので疲れました(笑)。ただ、お互い真剣なので前向きさはすごく伝わってきました。 婚活とはいえ、お見合いの段階で、相手の方と将来のことは考えなかったですね。まずはシンプルにどんな人なのか知りたいという気持ちが強かったです。
笹岡
お見合いは、

・最初から将来を想像する人

・まずはその場を楽しむ人

・Fさんのように相手を観察する人

・・・と、本当に人それぞれですが、婚活はいろいろな出会いがあるので、まずは新しい出会いを楽しんでほしいですね。 Fさんは職業柄、いろいろな人と話すこともあってさほど緊張されなかったようですね。 でも初めてのお見合いはやはり緊張する人が多いです。お見合い場所のホテルラウンジにしても普段は行かない人の方が多いですからね。 なので、会員様には早めに会場に着いて化粧直しやプロフィールを読み返すなど、落ち着いて臨めるように準備を促しています。

やっぱり価値観がいちばん大事

20代の女性にとってIBJのシステムは婚活アプリに似ている部分が多く使い勝手が良いようです。Fさんはそのシステムを上手く使いこなし、お見合いを重ねた結果、運命の彼と出会います。

マリブロ編集部
お見合いした男性はみんなイメージ通りだったとおっしゃいましたが、それでも彼と出会うまでは真剣交際には至らなかったのはなぜですか?
Fさん
彼と出会う前にお見合いした人たちは、人としては素晴らしい人だったと思います。ただ、自分と一緒になったときに、私が私らしくいられるかを考えたら、違うなと思ったからです。
笹岡
その辺がいわゆる相性ですよね。Fさんは職業上、いろいろな人と話すから、どんな人ともコミュニケーションを上手く図れると思うんですね。 ただ、Fさんは自身の考え方を肯定してくれる人が合うのではないでしょうか。そういう意味では、考えが固執している男性はFさんと合わないイメージがあります。カウンセラー目線での分析です。
Fさん
しっかり観察されていますね(笑)。 おっしゃる通り、私は考えを尊重してくれるタイプの人が好きですね。共感されなくてもイイんです。肯定してもらえれば。 よく考えを押し付けてくる人っているじゃないですか。そういう人との交際は難しいですよね。あとは自由にさせてくれる人がいいですね。
笹岡
Fさんは自分を客観視できるタイプですね。だから、先に相手の条件を知りたい派じゃないですか。一見、受け身に見えますが、ちゃんと自分の考えを持っているので、全体像が見えたときに物事を判断するのだと思います。 きっと、先ほどいろいろ伺った学生時代に、こうした決断プロセスを培ってきたのでしょうね。
マリブロ編集部
本当、価値観って大事ですよね。そういう意味でも、彼はFさんへの理解がとてもあるのでしょうね。
Fさん
はい、そう感じています。表面的な優しさではなくお互いに信頼し合うと言いますか、いつも私を受け入れてくれて、時には持論をぶつけてきますが、すごく寛容な男性です。
マリブロ編集部
彼とのお見合いでそこまで察知できましたか?
Fさん
お見合いではさすがにそこまではわかりませんでした。でも、気づかないうちに長い時間おしゃべりしていたんです。 今思えばですけど、他にお見合いした人とは明らかに違いましたね。結局、相性が良いと言えばそれまでなのですが、私の出身地に彼が仕事で来たことがあったという共通の話題も大きかったと思います。 会話ってやっぱり共通の話題があると盛り上がるじゃないですか。だから、彼とは自然にそうなっていましたね。

コロナを乗り越えて成婚

平均よりは少ないお見合い件数でとても相性の良い彼と出会ったFさん。交際は極めて順調に進みましたが、そんなときに新型コロナウイルスにより世の中が激変します!二人がwithコロナでも成婚できた秘密に迫ります。

マリブロ編集部
さて、彼との交際をスタートさせて、真剣交際に入るまではどんなデートを重ねていたのですか?
Fさん
はじめてのデートは神楽坂のおしゃれなお店で美味しいランチを楽しみました。彼は頭が良くて、先ほどお見合いのときの話であった共通点が他にもたくさんあって、とても魅力的だと思いました。 それから毎週会って、たくさんお話しました。会話の中で自分が好きと言ったことを覚えていてくれて、それをデートに取り入れてくれるのがすごく嬉しかったですね。だから私は3回目のデートの後、もう真剣交際に進みたいと思っていました。 彼とはその後も週一で会い、5回目のデートでようやく告白してもらえました。
マリブロ編集部
真剣交際の決め手というか彼は過去の恋愛とどう違ったのでしょうか?
Fさん
彼とは自分を想ってくれているなと感じることが持続しているんです。本当、すごく思いやりがあって、この人とならこの先もずっと!と私自身も想いが強まっていました。ここまでの気持ちは、今までの付き合った男性にはなかったですね。
マリブロ編集部
そんなときにコロナショックが起きました。二人は緊急事態宣言中、会わないことを決めたそうですが、よく出会ってから短期間で、そこまでの信頼関係が築けましたね。
Fさん
真剣交際後に入ってからも、浜離宮・上野公園・新宿御苑・・・など、いろいろな所に行きましたが、常に密にならない場所という意味で公園デートが多かったんですね。だから、本当にたくさん話をしましたし、逆にそれで絆が深まったのだと思います。
マリブロ編集部
緊急事態宣言中はどのように過ごされたのですか?また会わないことで不安はなかったですか?
Fさん
緊急事態宣言中は週末になると、必ずライン通話で会話を楽しんでいました。 不安はなかったですね。私は管理栄養士として病院に勤務しているので、そういう部分も彼が尊重してくれて会わないことを決めましたし、すでにお互いの意思疎通ができていましたから。
笹岡
お二人の成婚退会はコロナが落ち着くのを待つだけでしたね。コロナでプロポーズのタイミングを逃しただけで、二人の意思は緊急事態宣言の前にもう決まっていたようです。 ただ、コロナによって別れたカップルもいると聞きます。災害などもそうですが、非常事態では人の本性や価値観の違いが浮き彫りになるものです。 だから、大事なときに「この人は私を守ってくれるだろうか」と考えたとき、そこを信頼できないと結婚は厳しいですよね。 お見合い一つとっても、「こんな時期に会ってみたいなんておかしい」とお見合いをキャンセルされた事例もあります。 タイミングがちょっとズレただけでご縁がなくなることがある中で、お二人の場合は頑丈な信頼関係があったので、結婚相談所としても安心して様子をみることができました。
マリブロ編集部
さて、緊急事態宣言の延長もあり、2ヶ月ぶりに彼と会うときはどんな感覚でしたか?さすがにドキドキしましたか?
Fさん
緊急事態宣言が延長されたときは、この先どうなるんだろうと世の中への不安はありました。ただ、それでもオンラインでは毎週話していましたから、ドキドキはしなかったですね(笑)。
マリブロ編集部
そして、いよいよプロポーズを受けたわけですが、Fさんはプロポーズされた日のデートでプロポーズされると思っていましたか?
Fさん
何となくは気づいていました。彼の雰囲気がいつもと違ったので(笑)。 でも、コロナがなければもっと早くそうなったと思っていたので、サプライズではなかったですね。 その日はランチをして公園巡りをした後、夜景の綺麗なレストランでディナーと楽しみ、その後プロポーズしてくれました。ただ、きちんと言ってもらえてすごく嬉しかったです。
マリブロ編集部
本当におめでとうございます。

彼との今後

マリブロ編集部
めでたく成婚退会となりましたが、今後はどのような予定ですか?
Fさん
将来のことはあまり決まっていないですね。普段から時計やアクセサリーをしないので、指輪も今のところしていないんです(笑)。 それに、将来こうしたいとかある?って彼に聞いたら、逆にどうしたいか聞かれて「私は両親がすごく仲良いから、同じようにずっとそうしていたい」って伝えましたけどね。 両家の顔合わせは夏頃を予定しています。 仕事は一旦、離れようかと考えています。私の場合、資格職だから彼に転勤があってもその場所で働けますから、しばらくは専業主婦として彼を支えたいなと。それはプロポーズを受ける前に話しましたけどね。
笹岡
決まっていないと言いながら、自身の考えをしっかり伝えているのが良いですね。せっかく真剣交際までいっても、将来の話をしないことで喧嘩になり、交際終了になってしまうこともありますから。

婚活を振り返って

マリブロ編集部
それでは婚活を振り返っていただき、特にいま婚活中の女性または、これから婚活をはじめる女性に向けてアドバイスをいただけると幸いです。
Fさん
あくまで私の場合ですが、自分にはどんな人が合いそうなのかをしっかり分析してからお見合いすると、イメージにあった人と出会えると思います。 いろいろな人と会ったほうがいいという意見もありますけど、それだとみんなよく見えて、誰が良いのかわからなくなるんじゃないかって。 でも自己分析って簡単じゃないので、だからこそ笹岡さんのようなカウンセラーを頼ることで、それができると思います。 もちろん、男性に対して決め手となる感覚は人それぞれ違うと思います。

・顔(イケメン)だった

・表情がドストライクだった

・その場の雰囲気に癒された

・知らないうちにたくさん話していた

・気を遣いながらも盛り上がった

自分はどんな人に「あ、この人いいな」と思うのか。それに一致する男性のタイプを分析しておくと、早い段階で出会いがあると思います。
マリブロ編集部
具体的でわかりやすいアドバイスありがとうございます。

おわりにーー

マリブロ編集部
それでは最後にカウンセラーからもFさんの婚活を振り返っての一言をお願いします。
笹岡
先ほどもお伝えしましたが、Fさんは本当に決断力のある女性で最初から、成婚できると感じていました。 ただ、コロナという未曾有の事態に心配もありましたが、お二人は見事に乗り切り、まさに夫婦が力を合わせて生活しているような感覚でとても素晴らしいですね。 実際、コロナでお見合いやサポートもオンライン化して対応した部分もあるのですが、オンラインが良い人、対面が良い人それぞれで、調整は非常に難航しましたし、コロナによってお見合いや交際がダメになった会員様もいらっしゃいました。 婚活の大前提はお相手があってのことです。なので、上手くいかないとき、どうすればいいかわからないときは正直に相談していただけると幸いです。 もちろん、それで私たちのアドバイスが100%正しいとは言いませんが、少なくとも自分を客観視することができます。自己分析がきちんとできれば、次の行動をどうすれば良いかわかります。 元々コミュニケーションに長けている人は特に心配ないですが、婚活はちょっとしたことでNGになることが多いので、ぜひお相手との温度差を冷静に見極め、私たちカウンセラーとコミュニケーションを図りながら進めていただければと思います。 Fさんはそれが愚直にできる女性だったので、早い段階で運命の出会いをゲットし、コロナ禍でも成婚できたといえます。 このたびは本当におめでとうございます。
マリブロ編集部
婚活中もしくはこれから婚活をはじめる女性にとって、Fさんの等身大の成婚ストーリーはきっと、何かしらのヒントを得るものだったのではないでしょうか。Hさんは相手を尊重し支えようとする姿勢の強い思いやりのある女性ですから、パートナーと素敵な家庭を築いていくことでしょう。いつまでも末長くお幸せに!
MARIBLO
成婚インタビュー | MARIBLO クラブマリッジで実際にご成婚された会員様のインタビューです。結婚相談所の活動や体験について本音で語っていただきました。

❣ この記事を書いた人

マリブロ編集部です。恋愛・婚活の様々な情報を発信していきますのでよろしくお願いします!

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