何度も結婚できるひとの特徴【後編】

今回も前回に続き、何度も結婚できるひとの8つの特徴の残り4つについてです。

目次

何度も結婚できるひとの特徴 その5:まめで面倒見がいい

ひと言でいうと困った人をそのままにしておけない優しいタイプです。

何となくですがひところ高視聴率の人気番組だった”ビッグダディ“シリーズの林下 清志さん。見始めると面白くて私もよく観ていましたが彼はまさにこのまめで面倒見がいいタイプの代表です。

賛否両論はあるものの「よし!俺んとこに来いや」とばかりに5回の結婚、5回の離婚そして20人余りの子供と常人には真似できない人生ですが、5回結婚をしたという実績は実績。

林下さんはとにかくまめだし、面倒見が良いということが画面を通じて伝わってきます。仕事で疲れていても休日には子供を連れてバーベキューに行ったり、自分で料理をしたりと何かというと動いています。

まめで面倒見がよい、この特徴はビッグダディのように何度も結婚をする男性に多いタイプです。実際にお会いしたことはありませんが、何度も結婚をしている加藤茶さんや石田純一さんも絶対にまめで面倒見が良いだろうと確信しています(笑)。

何度も結婚できるひとの特徴 その6:結婚への理想像に固執しない

2004年にベストセラーになった酒井順子さんの「負け犬の遠吠え」という本があります。

タイトルだけ見ると過激でインパクトがありますが、Wikipediaの説明にもある通り“30歳代超・子供を持たない未婚女性を指してこう表現する事で逆説的にエールを送った”エッセイなので婚活に行き詰っている方にはおすすめの1冊なので興味があればちょっと手に取ってみて下さい。”婚活“という言葉の誕生にもなった1冊です。

この本の中で、著者の酒井順子さん自身を含め結婚出来る人と出来ない人の違いの一つに“結婚出来ない人は妥協が出来ない”という特徴を指摘しています。酒井順子さん自身も妥協できないし、妥協するくらいならと選択的独身を選んでいるとしていますが、確かに何度も結婚出来る人は結婚への理想像に固執しないという特徴があります。

結婚とは育ちも価値観も違う赤の他人同士が“好き“という気持ちをベースにして互いの価値観やニーズのすり合わせをしつつ関係を構築していくような関係です。自分にも理想像があるように、相手にも理想像があり、それが合致することの方が奇跡です。自分から譲歩するというスタンスを持てば、大抵の人間関係は上手くいきます。

相手にこうして欲しい、こうなって欲しいと希望や理想をもつのは悪い事ではありませんがその主観を相手にぶつける前に、相手はどうして欲しいのかを先に聞いてみることが大切です。

何度も結婚出来る人だけでなく、結婚が長続きする人も自分の結婚の理想に固執することなく“二人の理想“を相手と一緒に作ることができる、そんな特徴を持っています。

何度も結婚できるひとの特徴 その7:恋愛と結婚の距離が短い

昭和以前の時代では結婚してから好きになることの方がスタンダードでした。

親が決めた縁談で見ず知らずの人と結婚し、結婚してから好きになっていく。そんな時代からだんだんと自由恋愛の時代へと変わり好きな人と結婚をすることがスタンダートになりました。

何度も結婚できるひとには昭和以前のスタンダートに近い感覚を持つひとが少なくありません。

バツ2で現在15歳年下の奥様と3度目の結婚生活を楽しんでいるアラフィフの男性Yさんは“好きになると結婚したくなる”性格だそうです。

「考えなしとか惚れっぽいと言われますが自分でもそう思います(笑)
やきもちやきで心配性なので好きになるとかたときも離れたくなくなってしまうんです。」

そんなYさんは同棲に対しては古風な考えの持ち主。同棲するなら結婚を前提にプロポーズをしてからという考えだそうです。

「付き合う時も結婚を前提に付き合ってほしいと伝えています。初めての結婚は学生時代から付き合っていたので社会人になってすぐに結婚しました。2回目の結婚はお互いバツイチ同士だったので出会って6カ月で結婚、今の(奥さん)とは出会って3カ月で入籍というスピード結婚です(笑)。僕にとって恋愛と結婚はほぼイコールで結婚したいと思う位好きな人でなければ付き合いたくないですね。」

Yさんの様な恋愛イコール結婚というように、その距離が近い価値観は何度も結婚できるひとがもつ特徴のひとつです。

何度も結婚できるひとの特徴 その8:出たとこ勝負の成り行き任せ

最後のこの特徴は何度も結婚できるひとの特徴でもあり、何度も離婚してしまうひとの特徴でもあります。

結婚は考えれば考える程、迷いが大きくなり、考えても結論がでにくいことのひとつです。
さらに大抵の人は大きな決断をした後に襲ってくる不安やマイナス思考を本能的に嫌がり結婚という大きな決断ができずに迷ってしまうのです。
けれど、中には超が付くほど楽観的な考えで決断できるタイプがいます。

何度も結婚できるひとの特徴のひとつに、この超がつくほど楽観的な出た事勝負の成り行き任せタイプがいるのです。

美容関係の会社を経営する30代の女性Aさんはいつもニコニコと笑顔が絶えない明るい女性です。話し方は穏やかで一見すると温和な人柄だけの人物に見えますが若くして会社を立ち上げ軌道に乗せた手腕の持ち主。Aさんの決断力の速さはその辺の男性にも引けを取らないタイプです。

「恋愛も仕事もそうですが“チャンスの神様は前髪しか生えていない”っていうのが私のポリシーなんです。ビジネスチャンスも恋愛チャンスもいいなって思ったら掴まないと誰かに盗られちゃうのでがちっと掴んでから色々細かいことは考えればいいかなって(笑)」

Aさんはバツイチですが現在同じ30代の一流企業にお勤めのご主人と再婚して3年目です。子供はまだいません。

「最近彼の行動が怪しいのでもしかしたら浮気しているかな?って思う事もありますが、ちゃんと家に帰ってきているし夫婦としては上手くいっているのでそこは探ろうとはしません(笑) ものごと、なるようにしかならないので実害がなければ騒ぎ立てる無駄なことはしない主義なんですよ(笑)」

強がっているわけでもなく、無理をしているわけでもない自然な笑顔であっけらかんと話すAさん。
Aさんの様な出たとこ勝負の成り行き任せの超楽観的なひとは巡ってきたチャンスを掴むことができるので、望めば何度でも結婚できるでしょう。けれど、あまり深く考えたりリスクをヘッジすることは無いので同じく比率で離婚したり、別れてしまう回数も増えていくのもこのタイプの特徴です。

何度も結婚できるひとの特徴は時代が生み出したひとつの強さなのかもしれない

何度も結婚できることがいい事だとはけして思いません。
けれど、3組に1組の夫婦が離婚する今、これからの時代は結婚は一生に1度だけと考えない方が良い時代になっているのかもしれません。

もしかすると、だからこそ何度でも結婚できるという特徴は、時代が生み出したひとつの強さなのかもしれませんね。

何度も結婚できるひとの特徴【前編】はこちら

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