結婚相談所で出会ったカップルの交際は一般的な自由恋愛と少し異なります。とはいえ、お互い気のある男女が出会えば、手をつないだりハグやキスをしたりと、スキンシップは当たり前ですよね。
しかしながら、結婚相談所で婚前交渉はNGなど、スキンシップに対しては一定のルールがあります。そこで今回は、婚活でスキンシップに悩む男女に向けて、交際に当たっての注意点やスキンシップのタイミングなどを解説していきたいと思います。
結婚相談所のスキンシップはどこまでOK?
結婚相談所で知り合った男女の交際でスキンシップはどこまでがOKなのでしょうか。
結婚相談所で婚前交渉はNG
結婚相談所ではスキンシップのルールとして、婚前交渉はNGとなっています。それ以外にも、二人で外泊や旅行をした場合は、成婚とみなします。
もしかしたら、男性の皆さんは「え?なんでダメなの?付き合っているのだから良いじゃん」と思うかもしれません。でもこれは、婚活中の女性からすれば結婚の意思が明確だからこその行為なので、当然ではないでしょうか。
たしかに、真剣交際に入れば、それは結婚を前提に付き合っていることを意味します。ですが、婚前交渉はトラブルにつながる恐れも否めません。
事実、自由恋愛のカップルでもSEXが原因で別れてしまうことがありますよね。
婚前交渉のメリットとデメリット
では実際に、婚前交渉はどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
・婚前交渉のメリット
婚前交渉のメリットは、お互いの愛を確かめ合うことができる点です。特に女性が体を許すのは「優秀な遺伝子を残したい」という本能的な理由もあるので、魅力的な男性とのSEXによって愛を深めるのは決して悪いことではありません。
・婚前交渉のデメリット
婚前交渉のデメリットは、望まない妊娠や一方(特に男性)が性欲を満たしたいだけなど、トラブルに発展してしまうことです。
このように、手をつないだりキスやハグしたりするのと、SEXには境界線があります。ですから、結婚相談所で出会いを求める場合は、SEXも含めてお互いの将来を真面目に考えられる人と出会いたい方が向いていると言えます。
男女のスキンシップはどう違う?
男女のスキンシップは明らかに違います。ここでは一般的なスキンシップについて、その考え方や傾向を男女別にお伝えします。
男性が考えるスキンシップ
男性が女性にボディタッチしたり手をつないだり、スキンシップをとりたいのは、
・相手に好意を持っているから
・その場のムードで何となく
といったことで主な理由といえます。
日本人は外国人の挨拶のように握手やハグの文化がないので、フレンドリーな性格の男性以外は、前述のような心理が働いたときにスキンシップを求めるのが一般的です。
女性が考えるスキンシップ
一方で、女性が男性にスキンシップに求めるのは、親しみを感じている場合や恋の駆け引きで行う場合が多いと言われています。
こうして考えると、スキンシップは必ずしも下心でするのではなく、好意があるからこその自然な行為と捉えることもできます。
スキンシップの必要性
私たち人間は肌が触れ合うことで、オキシトシンと呼ばれる幸せホルモンが増えます。また手をつなぐことで副交感神経が優位になり、自律神経にも良い影響を与えるので、精神的な健康が期待できます。つまり、カラダが触れ合うほど、お互いの心の距離も縮まるのです。
ただそうは言っても、結婚相談所で出会ったカップルの場合、スキンシップをとるタイミングが難しいのも現実です。これは実際にあった男性会員様の話ですが、デートで会話が盛り上がり女性の脈ありサインも感じたから手をつないだのに、女性からは「まだ早い」という理由で交際お断りとなってしまいました。
このように、スキンシップは必要と言えるものの、そのタイミングは男女によって違います。そのため、相手の気持ちに寄り添い、どのタイミングでスキンシップをとるべきかを常に考えることが大切です。
また、スキンシップのタイミングがわからないときは、迷わず担当カウンセラーに相談しましょう。もちろん、カウンセラーに相談すれば100%うまくいくとはいえませんが、少なくとも数多くのカップル事例を見てきたカウンセラーのアドバイスを聞く価値はあります。
交際プロセスから考えるスキンシップ
それでは結婚相談所の交際プロセスをおさらいしながら、スキンシップのタイミングを考えてみましょう。
結婚相談所の流れ
1.結婚相談所に来店
↓
2.サービス説明
↓
3.入会手続き
↓
4.プロフィール作成
↓
5.お見合い(※オンラインお見合い可)
↓
6.仮交際
↓
7.真剣交際
↓
8.プロポーズ
↓
9.成婚退会
基本的にお見合い時のスキンシップは考えられません。双方が強烈な一目惚れをしていれば、可能性がゼロではありませんが、現実的にそんな映画のようなシチュエーションは極めて稀でしょう。
交際成立(仮交際)となり、初デートでのスキンシップはどうでしょうか。これも、双方の気持ちにもよりますが、最初はまだ食事をして会話を楽しむ程度ですから、まだ早いといえます。
デートを重ねると、相手を一人に絞る真剣交際に進むかどうかを判断します。この段階で、お互いが意識をしているなら、スキンシップはとるべきです。ただ、キスはまだ早いかもしれませんので、迷ったらカウンセラーに相談すると良いでしょう。
真剣交際に進んだら、手をつなぐだけでなくキスやハグなど、積極的にスキンシップをとっていくこともおすすめです。
男性は好意を抱いた女性に早い段階でスキンシップをとりたがる傾向にありますが、女性はまだ気持ちが高まっていないことが多いんですね。もちろん、女性の不安として「彼が手をつないでくれない」と言った意見もありますから、スキンシップのタイミングはとても重要です。
結婚相談所のスキンシップでよくあるお悩み
結婚相談所ではスキンシップについてどんな悩みがあるのでしょうか。Q&A形式でお伝えします。
※年齢や職業などは個人特定するものではないのでフェイク情報を含めています。
Yさん男性34歳
交際が始まった女性と先を意識していますが、いつ手をつないだりハグしたりしても良いかわかりません。
Mさん男性30歳
交際中の女性とデートでいい雰囲気になるのですが、女性はどんなスキンシップを好むのですか?
Hさん女性31歳
会話をしていて考え方が合うなと思いつつも、まだドキドキしない相手とどうすればスキンシップをとりたいと思えるようになりますか?
結婚相談所ではスキンシンプに関するお悩みがよく寄せられますが、相手に対する思いやりを持って接すれば、それは下心に捉えられることなく二人の仲は深まるでしょう。
またスキンシップには愛情だけでなく科学的な相性もあります。入会3ヶ月のスピード婚を果たした30代男性Sさんはスキンシップを大事にしていました。担当したカウンセラーもSさんの成婚について、こんなコメントを残しています。
・誠実さ
・行動力&決断力
・自分の好意(愛情)を表現できる
ということが備わっていたからだと思います。 恋愛も含めて、結婚ってタイミングがすごく重要なんですね。Sさんは、真剣交際の場面にしてもそうでしたが、お相手の状況とお気持ちを汲み、適切なタイミングをしっかりとらえていました。 女性は「この人は結婚後もいつまでも私を愛してくれるだろう」と安心できる男性を結婚相手として選びます。 そういう意味では、女性に安心感を与えるスキンシップも大切です。生物学や免疫学でも、キスで唾液によるDNAの診断もできます。つまり、遺伝子レベルで合うか合わないかを判断できるのです。 よって愛情表現や安心感を与えるという点以外でも、私はある程度のスキンシップは奨励しています。 Sさんが、お相手女性に誠実に対応し、そして愛情や好意を表現していたことは、成婚の大きな秘訣だったといえます。ご成婚、本当におめでとうございます!結婚生活のスキンシップ
スキンシップは成婚までのステップだけでなく、成婚後の夫婦生活においても重要です。
2020年5月、ITmediaのサイト「調査のチカラ」で、新型コロナウイルスによって変化したパートナーシップのデータが公開されました。
データによれば、関係が悪くなったカップルの原因の2位に「スキンシップが減ったから」というものがあります。
こうしたデータからも男女のスキンシップは非常に大切といえるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。結婚相談所ではスキンシップに悩む方も多いですが、スキンシップによって成婚に近づくこともまた事実です。
そして、スキンシップは結婚後も大切な愛情表現の一つですから、ぜひタイミングをみながら実践してみてくださいね。
それでもなお、スキンシップに不安のある方は、カウンセラーに相談してみましょう。
クラブ・マリッジでは火曜日と年末年始を除くほぼ毎日、マンツーマンでの無料相談を実施中で、サポートはオンライン、オフラインどちらでも対応可能です。
できるだけ希望通りの相手と着実に結婚したい方は、一人で抱え込まずぜひ一度クラブ・マリッジに相談してみてはいかがでしょうか。
また、新型コロナウイルスに関しても、感染防止のためお客様の健康と安全を最優先に万全のサポートをしてまいりますので、どうぞご安心くださいませ。