運命の人と出会うと『ビビッ!』と感じるって本当?【漫画コラム#24】

カウンセラー朝倉

こんにちは。
クラブ・マリッジのカウンセラー、朝倉です。

 

弊社会員様とご成婚退会者様が交流するイベントにて、

よく出た質問は、


「お相手と初めて会った時、「この人だ!」ってわかったんですか?!」


いわゆる「ビビッときましたか!?」という質問でした。

 

何人も、何十人も、人によっては100名以上と出会った中から1人と結婚するのが婚活です。
その1人をどう見分けるのか、気になりますよね。

 

今回は、最後の一人を決める「ビビッ」について、お話しします。

 

目次

「ビビッ」より「カチッ」

 

結論から言いますと、

初対面で「ビビッと、この人だとわかった!」という事は、大変少ないです。

最初に感じるのは「一緒にいる居心地の良さ」が多いです。


・話のテンポが会う
・緊張しながらも楽しませようと頑張ってくれた
・話をたくさん聞いてくれた
・雰囲気が自分と合いそうだった  など


友人や恋人は「週に数時間一緒にいて、お互い責任がない関係」ですが、
結婚相手は「毎日顔を合わせ、大きな判断は共同で決めていく関係」です。


ですので、恋人は刺激があるくらいが楽しいですが、結婚は「自宅に一緒にいても疲れない、落ち着けるお相手」が選ばれることが多いです。

例えるならば、「ビビッ」より、「カチッ」です。

お互いの歯車がかみ合うような「カチッ」。

 

「自宅に一緒にいても疲れない、落ち着けるお相手」とは、物静かな人がいいという意味ではありませんよ。
明るい人、おしゃべりな人、のんびりな人。一緒にいて落ち着ける相手というのは人によって違いますし、例えば「明るいAさん」は合わないけど「明るいBさん」は居心地よい、なんてこともあります。

 

ビビッとくるのは、出会いより交際中

 

「カチッ」というのは「合う感覚」ですが、

「ビビッ」というのは、嬉しい驚きや、相手に興味ひかれた時に起こります。
これは出会いより交際中の中で感じられ、その積み重ねで運命の相手かもと気付きます。

では、どういう時にお互いにそう感じるか、をお話していきます。

 

1.価値観が合う

「結婚ってどういうことだと思う?」「結婚して住むなら購入か賃貸か?」「仕事に何を求めているか?」
そういった価値観の合致があると「こんなに同じことを考えている人がいるんだ!」と嬉しくなりますね。

2.共通点がある

学生時代に好きだった科目。子供の頃どう育ったか。どんな本を読んでいたか。
育ってきた中での共通点があると、違う場所、違う家族で育った中で同じことをしていたんだなと運命を感じます。

これも1時間ほどのお見合いでは見えないことがあります。
お見合いで「いい人だけど共通点がなかったな」と感じた時は、「いい人だったから共通点を探したい」と思えると出会いが広がりやすいです。

3.自然体でいられる

自然と思ったことを言えるお相手だとまず空気感が合い「カチッ」!
何度会っても同じように感じられて、「この人は今までの誰とも違う」と思えると「ビビッ!」になります。
婚活は条件から目に付いてしまうかもしれませんが、やっぱり「人と人」。
何十年も一緒にいる約束をするのですから、いつも通りの自分でいられる人だと安心できますね。

 

どこで、何のポイントで「運命だ!」と感じるかは、人それぞれです。
ただ、やっぱり誰でも自分を理解してくれるかもしれない他人を求めているもの。

ひとつのことで「合う!」と感じて「結婚したい!」とはなりません。
小さな「合う!」の積み重ねで、結婚生活を想像できるようになります。

 

選び・選ばれるためにできること

 

つまり、相性やフィーリングを感じ取るということになりますが、
結婚を感じるキッカケに近づけていくことは可能です。

本日のお話は、「直感」のお話です。
相手がビビッと感じるのも、自分がビビッと感じられるのも、ある程度心を許していないと難しいでしょう。

怖がらず、自分の事を開示していくこと。
怖がらず、相手の事を知って受け入れていくこと。

お相手の心を開く為に、まず自分からお相手に心を開いてみてください。

その努力の積み重ねで、「カチッ」「ビビッ!」と感じてもらいやすい自分に近づいていくでしょう。

 

最後に。

 

「ビビッ!」ではないにしても、ご成婚された方がお相手の方と初めて会った時、「すごくいい人でした!交際希望です!」と嬉しい感想がある事が多いです。

ドラマのような感動的な出会いはないにしても、プロフィールやお見合いなどの最初の出会いから他とは違う何かを感じています。

基本のキですが、出会う前から自分を整え、その1人と出会えた時に選び合えるよう、日頃の努力が大事です。

 


運命の相手は、最初から決まっていません。
自分が「運命の相手にする」のです。
「カチッ」としたら、あとは行動と決断。「この人がいい」という自分の意思です。

大変な道のりになるかもしれませんが、一緒に頑張りましょう!

 

カウンセラー朝倉

運命の相手にしたいと思えるお相手と出会えるまで、一緒に頑張らせてください!

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❣ この記事を書いた人

34歳の時に結婚相談所(クラブ・マリッジ)の活動で成婚退会、現在1児の母。その後、相談所カウンセラーに。元漫画アシスタントの経験を活かして婚活イラストコラム連載中。

おとなしそうにみられるが聞き上手+喋り出すと止まらないちょいオタク女子。自分の経験をもとに成婚から結婚生活に至るまでおせっかいアドバイスが得意。

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